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U-22代表MF矢島が岡山で初先発初ゴール、マレーシア帰りの連戦にも「代表選手の宿命」

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[4.5 J2第6節 徳島1-2岡山 鳴門大塚]

 ファジアーノ岡山はアウェーで徳島ヴォルティスに2-1で逆転勝ちした。4試合ぶりの白星を挙げ、3勝2分1敗の勝ち点11に伸ばした。一方の徳島は2試合ぶりの敗戦でホーム初黒星。1勝2分2敗と思うように勝ち点を伸ばせず、18位に低迷している。

 徳島は前半17分、MF木村祐志の左CKからニアのFW長谷川悠が後方に落とし、MF内田裕斗が左足を一閃。今季、G大阪から期限付き移籍で加入した内田のJ初ゴールで先制したが、岡山もすぐさま反撃に出る。

 前半35分、左サイドからMF田所諒、MF千明聖典、FW片山瑛一とワンタッチでつないで最後は片山の落としをMF矢島慎也がワントラップから右足を振り抜き、豪快にゴールネットを揺らした。

 矢島の今季初ゴールで同点に追いつくと、前半41分には左CKからPA内でDF岩政大樹がDF橋内優也に倒されたとしてPKを獲得。これを片山がゴール左に決め、2-1と逆転に成功した。

 後半は徳島が猛攻に出たが、岡山は岩政を中心にした守備陣が粘り強く跳ね返し、GK中林洋次も好セーブを披露。そのまま2-1で逃げ切り、勝ち点3を手にした。

 今季、浦和から期限付き移籍で加入した矢島はこの日が移籍後初先発。U-22日本代表の一員としてAFC U-23選手権予選に出場し、2日にマレーシアから帰国したばかりだったが、試合後のインタビューでは「疲れは若干あったけど、代表選手の宿命なので、そこに抵抗はなかった」と力強く話し、「スタメンで出るのが初めてで、結果を残せたらいいなと思っていた」と、移籍後初先発初ゴールという結果に安堵の表情を見せていた。


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