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小野途中出場のスタンダールは先制点もPK2本に沈み、PO黒星発進…川島は出番なし

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[4.6 ベルギーリーグPO1第1節 クラブ・ブルージュ2-1スタンダール・リエージュ]

 ベルギーリーグは6日、プレーオフ1の第1節2日目を行った。レギュラーシーズンを4位で終えたスタンダール・リエージュは敵地で首位通過したクラブ・ブルージュと対戦し、1-2で敗れた。GK川島永嗣とFW小野裕二はベンチスタート。小野は後半43分から途中出場した。

 ベルギーリーグはレギュラーシーズン後に、上位6チームがリーグ戦の半分の勝ち点(奇数の場合は繰り上げ)を持って総当たり戦の「プレーオフ1」を戦う。そこで上位3チームに入ると、来季の欧州CL本選(1位)、欧州CL予選3回戦(2位)、EL予選3回戦(3位)の出場権がそれぞれ与えられる。

 試合は開始2分に動く。スタンダールは右サイドを駆け上がったMFマルティン・ミレツのクロスにFWイゴール・デ・カマルゴがニアでつぶれ、MFアドリアン・トレベルが相手GKをかわして無人のゴールに流し込んだ。同43分には右CKからMFジュリアン・デ・サールがヘッドで合わせたが、わずかにゴール左へ外れ、追加点とはならなかった。

 すると、スタンダールは直後にDFダルウィン・アンドラーデがPA内で相手を倒し、PKを献上。これをMFリオル・ラファエロフに落ち着いて決められ、1-1で前半を終えた。

 スタンダールは後半もデ・カマルゴを中心に相手ゴールに迫ったが、なかなか勝ち越しゴールを奪えない。すると、同21分にアンドラーデが今度はハンドでこの試合2度目のPKを献上。ラファエロフのシュートにGKテュラム・ユリアンも反応し、懸命に腕を伸ばしたが弾き出すに至らず、1-2と逆転されてしまった。

 その後、スタンダールは反撃に出たが、なかなかチャンスを作れず、後半アディショナルタイムのデ・カマルゴのヘディングシュートも右ポストをかすめて逸れていった。結局、試合はそのまま1-2で終了。スタンダールは先制もPK2本に沈み、プレーオフ黒星発進となった。

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