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豊田が1日遅れの30歳バースデー弾!!鳥栖がJ1通算50勝目

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[4.12 J1第5節 鳥栖1-0山形 ベアスタ]

 サガン鳥栖がホームでモンテディオ山形を1-0で下し、J1通算50勝目を挙げた。鳥栖の勝利は第2節のG大阪戦以来、今季3勝目。山形は2連敗となった。

 均衡を破ったのは、やはりエースだった。スコアレスで迎えた後半35分、左サイドからDF吉田豊が上げたクロスに、走り込んだ豊田が打点の高いヘッドで飛び込む。「しっかり仕留めるのが僕の仕事」。背番号11のエースはそう言って胸を張った。

 豊田は昨日4月11日に30歳の誕生日を迎えた。「年は取りたくないと思った」と苦笑いを浮かべたが、「早い段階で取れたのはよかった」と、1日遅れのバースデー弾を喜んだ。

 2012年からJ1を戦う鳥栖は、これでJ1通算50勝目を挙げた。昇格当時は厳しい戦いを予想する声が多かったが、今ではタイトル獲得を期待する声も高まっている。J2時代からチームを支える豊田は、「数多くのゴールを決めることはできないかもしれないが、これからも鳥栖らしいゲームをお見せしたい」と話し、スタジアムを盛り上げた。

 敗れた山形は、鳥栖を上回るシュート12本が空砲に終わった。前半44分のMF松岡亮輔のシュートがポストを叩くなど、運にも見放された。「J1は今日の豊田選手のように決める選手がいる。頑張ってもやられてしまうところがある」とは石崎信弘監督。4年ぶりのJ1を戦う山形に、厳しい現実が突き付けられている。


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