レアル・マドリー・カスティージャで指揮を執るジネディーヌ・ジダン氏は、マドリーMFガレス・ベイルがマンチェスター・ユナイテッドやその他のクラブに売却される可能性を否定している。

　今シーズンは不調や自己中心的と見なされるプレーのために一部ファンやメディアからの批判対象にもなったベイル。ユナイテッドなどイングランドのクラブが巨額の移籍金を準備しているとして、移籍の可能性も取りざたされている。

　マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長は先日、「どのような額のオファーにも耳を貸すことはない」とベイル放出の意志を否定していた。ジダン氏もクラブの姿勢を強調し、次のように語っている。イギリス『ミラー』が伝えた。

「レアル・マドリーは世界最高の選手たちを買うのであって、そういう選手たちを売るのではない。もちろんほかのクラブも彼に関心を持っているだろうし、彼は世界のどこに行ってもそのチームを強くすることができるだろう」

「だが、会長は彼を売りに出してはいないと言っていた。ということは、売りに出してはいないということだ。マンチェスター・ユナイテッドであれほかのクラブであれ、問い合わせをしてくるクラブがあるのならそれが返答だ」

　ベイルは来シーズンもマドリーでプレーすることになるのだろうか。夏の移籍市場に向けてさらなる動きが注目されることになりそうだ。

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