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[CL]バイエルン、ミスから3失点で自滅…ポルトがホームで先勝

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[4.15 欧州CL準々決勝第1戦 ポルト3-1バイエルン]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は15日、準々決勝第1戦を行い、4シーズン連続の4強入りを目指すバイエルン(ドイツ)が敵地でポルト(ポルトガル)と対戦し、1-3で敗れた。ミスから3失点を喫し、自滅したドイツ王者。第2戦はバイエルンのホームで21日に行われる。

 試合はまさかの立ち上がりを見せた。開始早々の前半2分、バイエルンはMFシャビ・アロンソが最終ラインに下がってボールを受けると、プレッシャーをかけに来たFWジャクソン・マルティネスにボールを奪われる。慌ててカバーに入ったGKマヌエル・ノイアーがマルティネスとPA内で交錯。主審はノイアーのファウルを取り、ポルトにPKが与えられた。

 キッカーを務めたFWリカルド・クアレスマはノイアーの逆を突いてゴール左に決め、前半3分にポルトが先制。さらに前半10分にも最終ラインでDFラフィーニャから横パスを受けたDFダンテのコントロールが大きくなったところをクアレスマがカットすると、そのままゴール前に持ち込んで右足アウトサイドでゴールネットを揺らし、2-0とリードを広げた。

 ミスから連続失点を喫したバイエルンは前半28分、CKの流れからDFジェローム・ボアテングの右クロスにMFチアゴ・アルカンタラが右足で合わせ、1点を返すが、1点ビハインドで折り返した後半もなかなかリズムに乗れない。

 ポルトは後半20分、DFアレックス・サンドロが前線にロングフィードを入れると、ヘディングでクリアしようとしたボアテングが目測を誤って届かず、ボールはマルティネスの足下へ。マルティネスはドリブルでノイアーもかわして左足で無人のゴールに流し込み、3-1と突き放した。

 終盤はバイエルンが必死の反撃に出るが、なかなか決定機をつくれない。結局、試合はそのまま終了し、最後まで高い集中力を保ったポルトがホームで先勝。2点差を付けられたバイエルンはホームで逆転突破を目指すことになった。


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