ドイツ代表のチームマネジャーを務めるオリバー・ビアホフ氏が、15日に今季終了後の退任が発表されたドルトムントのユルゲン・クロップ監督の新天地について言及した。

　2008年からドルトムントを率いてきたクロップ監督は、今シーズンでチームを去ることが決まった。プレミアリーグ行きも噂される同監督は、1年の休養を取る可能性を否定しつつ、現時点でオファーはなく、夏以降は未定だと話している。

　ビアホフ氏は、クロップ監督がドイツ国外のクラブを率いるとみているようだ。ドイツ『シュポルト1』がコメントを伝えている。

「ほかのクラブに行くのなら、おそらく国外のクラブになるだろう。彼が(ドルトムントを)辞めるのは少し寂しいね。彼は素晴らしいパーソナリティーで見事な仕事を成し遂げてきた。ブンデスリーガにとっては大きな損失だ」

「私も現役時代に国外で13年間プレーしたが、素晴らしい経験だった。監督にとっても同じだろう。そのような機会があれば、彼にとっても良いことだと思うよ」

　ビアホフ氏は、ドイツ国内ではドルトムント以外に「シャルケとバイエルンぐらい」しかなく、「世界最高かもしれない」プレミアリーグにクロップ監督が向かうと予想している。

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