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プロ3年目で初ゴールの鹿島DF植田「どう喜んでいいのか…」

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[4.16 J1第1ステージ第6節 柏1-3鹿島 柏]

 プロ3年目で待望の初ゴールとなった。鹿島アントラーズは前半アディショナルタイム、MF柴崎岳の右FKにDF植田直通がヘディングで合わせ、先制点。「いいボールが来たので触るだけだった。(柴崎)岳くんに感謝したい」。プロ公式戦初ゴール。チームメイトから手荒い祝福を受け、「どう喜んでいいのか分からなかった」と振り返った。

「今日は決めてやろうという気持ちを強く持っていた。ストレッチするところで昔の映像が流れていて、(岩政)大樹さんや秋田さん、(大岩)剛さん、(中田)浩二さんが出てきて、それを見て自分も決めてやろうと」。鹿島を代表する歴代のセンターバックが得点を決める映像を見て、イメージを膨らませていた。

 この日はU-22日本代表の手倉森誠監督のほか、A代表のバヒド・ハリルホジッチ監督も視察に訪れていた。「まだまだなので。自分自身も納得していないし、もっと練習していかないといけない。もっと得点して、もっと失点を減らして、チームに貢献したい」。開幕戦以来、5試合ぶりの先発でチームの勝利に貢献した20歳のセンターバックは初ゴールの余韻に浸ることなく、表情を引き締めた。

(取材・文 西山紘平)

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