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[関東]国士舘大FW大石と駒澤大FW室町がゴール、中央大はルーキー3人が先発で4発快勝

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 JR東日本カップ2015 第89回関東大学サッカーリーグ戦の第3節が15日に各地で行われた。第2節では慶應義塾大MF松木駿之介(1年=青森山田高)が得点を決めたが、今節では負けじと国士舘大FW大石竜平(1年=清水桜が丘高)と駒澤大FW室町仁紀(1年=東京Vユース)がゴールを挙げる活躍をみせた。また、中央大では1年生が3人も先発している。

 駒澤大と国士舘大の一戦でルーキーが“競演”をみせた。開幕から2戦連続フル出場している国士舘大FW大石は今節でも先発すると、後半32分に2-0に突き放すゴール。同40分には途中交代した。これに負けじと、駒澤大FW室町は後半26分に途中出場で大学サッカーデビューを果たすと、出場から10分後の後半36分には1-2へ詰め寄るヘディングシュートを決めた。試合は国士館大が2-1で勝利し、今季初白星を手にした。

 中央大では第2節と同様にDF山中登士郎(1年=山梨学院高)とDF安在達弥(1年=東京Vユース)が先発した上に、FW青山景昌(1年=名古屋U18)が初出場初先発。1年生3人が先発するなか、早稲田大に4-1で快勝した。山中と安在は第2節に続いてフル出場を果たし、青山は後半24分に交代した。開幕から1年生のベンチ入りがなかった早稲田大だが、FW岡田優希(1年=川崎F U-18)が後半35分からピッチへ立っている。

 なお、開幕戦でアシストを記録し、前節では1得点1アシストと奮闘をみせている慶應義塾大MF松木駿之介(1年=青森山田高)は今節では得点に絡むことはなかったが、堂々のフル出場を果たした。また開幕戦から2戦連続でベンチ入りするも出番がなかった慶應義塾大MF小谷春日(1年=藤枝東高)は後半36分から途中出場でデビューした。

 また前節、途中出場でデビューを果たした専修大のFW望月大(1年=清水ユース)は初先発でフル出場。駒澤大MF伊藤大祐(1年=山梨学院高)は後半39分から途中出場し、大学サッカー初出場を果たした。

 前節で初先発した法政大FWディサロ燦シルヴァーノ(1年=三菱養和SCユース)は後半31分から途中出場。順天堂大FW名古新太郎(1年=静岡学園高)は後半33分から3試合連続の途中出場を果たしている。
 
 明治大GK長沢祐弥(1年=藤枝東高)は開幕戦から3戦連続でベンチ入りしたものの出番はなかった。第3節で1年生がベンチ入りしなかったのは、流通経済大神奈川大桐蔭横浜大だった。

[写真]得点を決めた駒澤大FW室町
(協力 関東大学サッカー連盟/飯嶋玲子)

(取材・文 片岡涼)
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