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[FA杯]幸運な決勝弾でアーセナルが延長の末にレディングを下し、連覇に王手

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 FA杯は18日、準決勝の1試合を行い、連覇を目指すアーセナルレディングと対戦した。試合は1-1のまま延長に突入するが、延長前半15分にFWアレクシス・サンチェスがこの試合2点目となるゴールを決めて、アーセナルが2-1で勝利。決勝に駒を進めている。

 試合の主導権を握るアーセナルは、立ち上がりから仕掛ける。前半7分にはアレクシス・サンチェスのシュートからCKを得ると、DFペア・メルテザッカーがヘッドでゴールを狙ったが、GKの好守に阻まれた。ボールを握りながらも、なかなかフィニッシュまで持ち込めないアーセナル。それでも38分にはMFメスト・エジルのパスを受けたアレクシス・サンチェスがゴールを決め、1点をリードする。

 レディングが反撃に出たのは後半だった。9分、左サイドを突破すると、MFガレス・マクレアリーがボレーで合わせる。これがGKボイチェフ・シュチェスニーの逆を突く形となり、同点に追い付いた。

 このまま試合は1-1で延長に突入する。迎えた延長前半14分、左サイドを突破したアレクシス・サンチェスがシュートを放つと、GKアダム・フェデリチがボールをトンネル。この試合、再三にわたる好セーブでチームを助けていた守護神だったが、痛恨のミスでリードを許してしまった。

 このまま試合は終了。88年ぶりに準決勝まで勝ち進み、初の決勝進出を目指したレディングを破ったアーセナルが、FA杯2連覇に前進。決勝では、アストン・ビラ対リバプールの勝者と対戦する。

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