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千葉初黒星で首位陥落…瀬沼移籍後初ゴールがV弾、愛媛が3連勝

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[4.19 J2第8節 愛媛1-0千葉 ニンスタ]

 愛媛FCがホームでジェフユナイテッド千葉を1-0で下した。愛媛は3連勝で8位に浮上。千葉は今季初黒星で首位から3位に後退した。

 好調チーム同士の対戦は、緊張感が張りつめたまま、後半戦へと突入した。迎えた22分、愛媛はDF玉林睦実が早めにクロスを上げると、FW瀬沼優司が打点の高いヘディングで競り勝ち、ゴール右隅に収めた。

 瀬沼は筑波大出身の24歳。特別指定選手時代を過ごした清水に13年に入団。しかし出場機会を伸ばせずにいると、14年前半戦は栃木にレンタル移籍。25試合7得点の成績を残すと、夏に清水に復帰した。だが、またしても出場機会を得ることは出来ず、今季は愛媛に期限付き移籍。背番号10を与えられるなど、大きな期待が寄せられていた。

 しかし開幕から5試合連続スタメン出場を続けていたが、得点を挙げることは出来なかった。そして今月に入ってからはベンチからのスタートとなり、この日は2試合ぶりの先発復帰となった試合だった。

「愛媛サポーターのみなさま、大変長らくお待たせいたしました」

 照れくさそうにインタビューに答えた瀬沼。「ゴールは何だってよかった。守備の皆さんが最後まで頑張ってくれた。勝つことが出来て良かった」と、クラブ史上初の千葉撃破を喜んだ。


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