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テベス、今季終了後の去就に明言避ける ユーベはボカを批判

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 ユベントスFWカルロス・テベスは18日、今シーズン後の去就についてまだ決断していないと述べた。一方、ユーベのジュゼッペ・マロッタGM(ゼネラルマネジャー)は残留を強調し、ボカ・ジュニアーズのダニエル・アンジェリシ会長を批判している。

 アンジェリシ会長は17日、アルゼンチン帰国を望むテベスのボカ復帰が近づいているとコメントした。だが、テベスとユーベの契約は2016年までとなっている。

 18日のセリエA第31節ラツィオ戦で先制点を挙げ、2-0の勝利に貢献したテベスは、試合後に次のように話している。イタリアメディアが伝えた。

「ボカ? 騒ぎすぎだよ。正しいことじゃないと思う。まだ決めていない。決断したら、サポーターに最初に知らせるよ。ユーベには代わりを見つけるだけの時間があるはずだ。ここで僕はとてもうまくやっている。ただ、家族のみんなと決断するよ」

 一方、マロッタGMは試合前に次のようにボカの姿勢を批判している。

「ボカの会長は2つの理由から非常に軽率な発言をしたと思う。まずは、選手の保有権を持つクラブの希望を尊重しなければいけないという理由だ。そしてもう一つは、テベスは決して移籍希望を表していないということだよ」

「もちろん、複数のクラブを渡り歩き、彼の年齢にもなれば、家に帰りたいというノスタルジーを感じることはあるだろう。だがそれは、必ずしも、2016年までの契約が満了する前にユベントスを離れるという意味ではない」


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