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[CL]イブラヒモビッチ、バルサからマドリーへの「禁断の移籍」を要求したと明かす

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 パリ・サンジェルマンFWズラタン・イブラヒモビッチは、バルセロナに在籍していた際に、当時のサンドロ・ロセイ会長に対して宿敵レアル・マドリーへの移籍を要求したと明かしている。

 2009-10シーズンにバルサに在籍したが、ジョゼップ・グアルディオラ監督との確執もあり、徐々に調子を落としていったイブラヒモビッチ。前年にインテルで一緒だったジョゼ・モウリーニョ監督が2010年にマドリー監督に就任すると、スペイン国内の最大のライバルへ移籍することを望んだという。

 イブラヒモビッチが自伝で当時のことを振り返ったとして、スペインなどのメディアが伝えている。「レアル・マドリーへ行きたい」とイブラヒモビッチが言うと、ロセイ会長は青ざめ、「どんな選択肢も認めるが、その一つだけは不可能だ」と答えたとのことだ。

「質問されたから答えたんだ。マドリーは、自分がプレーする場所として考えられる唯一のチームだ。モウリーニョのことは気に入っているが、そのためには会長から彼らに連絡して話をしてもらわなければならない」とイブラヒモビッチはロセイ会長にマドリーとの接触を迫った。

 結局バルサはこれに応じず、イブラヒモビッチはミランへレンタル。その翌年にはミランへ完全移籍することになった。

 イブラヒモビッチを擁するPSGは21日にカンプ・ノウに乗り込み、チャンピオンズリーグ準々決勝セカンドレグの試合を戦う。退団後にバルサと6度対戦して3分け3敗と勝てていないイブラヒモビッチだが、古巣相手に初勝利を挙げられるだろうか。

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