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逃げ切れなかった浦和、DF槙野「何でああいうことが起きたのか…」

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[4.21 ACLグループリーグ第5節 浦和1-2水原三星]

 まさかの逆転負けでGL敗退が決まった。後半24分にFWズラタンのゴールで先制した浦和レッズだったが、後半29分に失点すると試合終了間際の同44分に勝ち越しゴールを許した。2失点はともに、右サイドから送られたクロスを相手に合わされたものだった。

「後半の入りは良かった」とDF槙野智章が振り返ったように、3選手を交代して後半を迎えると、同24分にチームは先制に成功する。しかし、ここで守備に重心を置くことはせずに、あくまで2点目を狙いにいった。

「先制点を取った後、もう1点取れればと思っていました。1-0で逃げようとは思っていなかったし、逆に受け身になることも考えていませんでした」と語った槙野だったが、「ただ、明らかに早い時間帯で同点に追い付かれたのはチームとしてもいただけなかった」と先制直後の失点を悔やんだ。

 右サイドからのクロスをMFコ・チャウォンにヘッドで決められて同点に追い付かれると、さらに同44分には同様に右サイドからのグラウンダーのクロスをFWカイオに流し込まれて逆転負けを喫した。

「映像を見てみないとはっきり分からない部分もありますが、人数は明らかに足りていたと思うし、何でああいうことが起きたのかはちょっと分かりません」と呆然とした表情を見せると、「もったいない失点が続き、そこから盛り返す力がなかった」と未勝利でのGL敗退に唇を噛んだ。

(取材・文 折戸岳彦)
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