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浦和MF平川、未勝利でのGL敗退に「ACLの厳しさを実感した」

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[4.21 ACLグループリーグ第5節 浦和1-2水原三星]

「ACLを勝ち抜く厳しさを改めて実感した」。ACLを勝ち抜いて頂点に立った経験のある浦和レッズMF平川忠亮は、5試合未勝利でGL敗退が決まった試合後にそう話した。

 生き残るためには、まず勝利することが第一条件となる浦和だったが、序盤から自らのミスで相手に決定機をプレゼントしてしまう。GK西川周作の好セーブで何とか失点を防いだが、平川は「前半から、自分たちのイージーミスが多かったと思う」と振り返ると、「先制してから、どうゲームをコントロールするのか。もう少し落ち着いてやらないといけなかったと思う」と逆転を許した後半の試合運びを悔やんだ。

 最終節を残してのGL敗退に「非常に残念」と表情を曇らせると、「ACLの厳しさを特に実感した」と続けた。

「少しのミスや集中力が切れた時間に決め切られてしまう。相手の決定力の高さ、それはJリーグに比べて厳しさがありますし、外れるような場面でもきっちり決めてくることもあります。能力の高い外国人選手がそろっていることもあるので、そこはチームの総合力で上回っていかないといけないところです」

 ただ、下を向くだけではいけない。「残念ですが、この悔しさ、この敗戦、この失敗から学んで、自分たちが大きくなる。そういうチャンスだと捉えて、修正する部分はチームで話し合って成長して、また来年チャレンジできるようにしたい」。敗戦を糧にして、チームとして成長していかなければならないと強調した。

(取材・文 折戸岳彦)
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