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38歳盛田が“カズ超え”の開始1分弾!!ナビスコ杯年長4番目の得点記録

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[4.22 ナビスコ杯A組第4節 甲府2-2新潟 中銀スタ]

 ヴァンフォーレ甲府はホームでアルビレックス新潟と2-2で引き分けた。2点リードを追いつかれてのドローとなったが、公式戦連敗は6でストップ。3月14日のJ1名古屋戦(1-0)以来となる勝ち点を獲得した。

 40歳のDF土屋征夫が今季公式戦初出場初先発となった甲府は試合開始早々の前半1分、MF堀米勇輝の右CKに38歳のFW盛田剛平が頭で合わせ、先制点。ベテランストライカーの今季公式戦初ゴールで幸先よくリードを奪った。

 盛田は38歳9か月9日でのゴールとなり、ナビスコ杯の最年長得点記録ではFW三浦知良(現横浜FC)が神戸時代の05年に記録した38歳21日、FWマルキーニョス(神戸)が昨季記録した38歳5か月11日を上回り、中山雅史(40歳8か月2日)、ジーコ(40歳7か月13日)、サントス(39歳7か月3日)に次ぐ年長4番目の記録となった(カズはJ1では40歳6か月6日の歴代2位、J2では48歳1か月24日の歴代1位の最年長得点記録を持っている)。

 甲府は前半16分にも右45度の位置から堀米が左足で直接FKを決め、2-0。壁の横を通すグラウンダーのシュートに相手GKは一歩も動けなかった。その後も同22分に堀米の右FKから盛田がヘディングシュートを放つなどセットプレーを中心にチャンスをつくったが、新潟も前半35分、FW指宿洋史が落としたボールをFW田中達也がミドルシュート。DFに当たったこぼれ球をMF山本康裕が拾い、PA手前から右足でゴール左隅に蹴り込んだ。

 1-2と1点差に追い上げて後半に折り返すと、徐々に新潟が攻勢を強める。後半24分、左CKに合わせたDF大野和成のヘディングシュートはゴールライン上でMF下田北斗にクリアされたが、同37分、DF舞行龍ジェームズの右クロスを山本が頭で落とし、DF川口尚紀が左足でシュート。これがゴールネットを揺らし、土壇場で同点に追いついた。

 プロ3年目の川口はこれがうれしいプロ公式戦初ゴール。後半アディショナルタイムにも川口が果敢に右足でミドルシュートを狙ったが、これはクロスバーの上へ。後半は完全に試合の主導権を握った新潟だが、勝ち越すことはできず、2-2の引き分けで公式戦3試合連続のドローに終わった。


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