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[CL]第2戦はスコアレス、ユベントスが12年ぶり4強入り

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[4.22 欧州CL準々決勝 モナコ0-0ユベントス]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)の準々決勝第2戦が22日に行われた。ユベントス(イタリア)は敵地でモナコ(フランス)と対戦し、0-0で引き分けたが、1-0で勝利した第1戦のアドバンテージを生かして、準優勝した2002-03年大会以来、12年ぶりの準決勝進出を決めた。

 ユベントスのホームで行った14日の第1戦は、ユベントスが後半12分にMFアルトゥーロ・ビダルがPKで奪った得点を守り抜き、1-0で勝利。クラブとして12年ぶりの欧州CL4強に王手をかけた。ただ、モナコ側から見れば、最少失点にとどめたことで、突破の可能性を大いに残すことが出来た。またホームアドバンテージもあることから、緊張感のある試合になることは必至だった。

 第1戦とは逆で、やはり前半からモナコが高いポゼッション率を武器に攻めたてた。ただ前半15分にDFファビーニョが右サイドを抜け出して決定機を迎えるが、折り返したボールはビダルのブロックに遭う。同20分にはMFジョフレイ・コンドグビアがミドルシュートを狙ったが、GKジャンルイジ・ブッフォンの正面を突いてしまった。

 守りを固めながらチャンスを伺うユベントスも、前半は少ないながらもチャンスを作った。しかし前半45分にFWアルバロ・モラタのパスを受けたFWカルロス・テベスがミドルレンジから狙ったシュートは、わずかに枠右に外れていった。

 後半開始と同時にモナコのレオナルド・ジャルディム監督は、MFジェレミー・トゥラランを下げてFWディミタル・ベルバトフを投入。勝つしかないモナコが積極的な動きを見せた。

 ただ緊張感とは裏腹に、淡々と試合は流れてしまう。ボールを持つことは出来るモナコだが、ゴール前まで運んで脅威になることは出来ない。後半31分にはFWバレール・ジェルマンを投入。前線をフレッシュにして状況を好転させようと試みるが、なかなか思い通りの展開にはならなかった。

 結局最後までスコアが動くことはなく、試合は0-0の引き分けで終了。ユベントスが12年ぶりの4強切符を手にした。


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