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20歳初試合で今季初得点、浦和MF関根「当たり前に点を取れる選手に」

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[4.25 J1第1ステージ第7節 浦和 2-1 名古屋 埼スタ]

 4月19日に20歳になったばかり。浦和レッズMF関根貴大は「ちょうど区切り」という20歳の初試合で、自身今季初得点となる値千金の先制点を叩き込んだ。

 スコアレスで迎えた前半39分、DF森脇良太の縦パスをFWズラタンがダイレクトで浮き球のパスを送ると、ボールに反応した関根がヘッドで折り返そうとする。ボールはDW田中マルクス闘莉王にカットされるが、そのこぼれ球を関根自身が拾い、ドリブルで運んで左足のシュートでゴールネットを揺らした。

「梅さん(MF梅崎司)とポジションを入れ替えていて、そこで自分のところにうまくこぼれてきました。密集していたので、2タッチ目でリズム良くドリブルできたのが得点につながったと思います」と満足気に得点場面を振り返っている。

 10代最後となった4月18日横浜FM戦では自身にゴールがなかったこともあり、「今日は20歳一発目の試合だったし、区切りだと感じていたので結果を残したかった」と是が非でも得点がほしかったと話すと、有言実行のゴールに「今日決められたのは良かったし、ホッとしています」と喜びを隠さなかった。

 しかし、前半アディショナルタイムにMF宇賀神友弥のパスから迎えた決定機を外したことで、反省も口にしている。「ファーストタッチが完璧にいったし、どフリーだったので自分の中でも悔しさが残ります」と語ると、「ああいうところでしっかり決め切る選手になりたいし、当たり前に点を取れる選手になりたい」と20歳の抱負を力強く語った。

(取材・文 折戸岳彦)
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