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アストン・ビラとの点の取り合いを制したマンCがホーム5連勝

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[4.25 プレミアリーグ第34節 マンチェスター・シティ3-2アストン・ビラ]

 プレミアリーグは25日、第34節を各地で行い、マンチェスター・シティはホームでアストン・ビラと対戦した。2点のリードを追い付かれたシティだが、後半44分に決勝ゴールを決めて3-2で競り勝ち、ホームゲーム5連勝を飾っている。

 試合は早い時間帯に、思わぬ形で動く。前半3分、バックパスを受けたアストン・ビラGKブラッドリー・グザンがPA内でキックミス。プレッシャーをかけていたFWセルヒオ・アグエロが無人のゴールに左足でボールを流し込み、マンチェスター・シティが先制した。

 先制されたアストン・ビラも27分、DFロン・フラールのシュートがこぼれたところを、FWクリスティアン・ベンテケが詰めてゴールを狙ったが、GKジョー・ハートにブロックされたうえに、オフサイドポジションにいたため、シュートは認められなかった。

 後半10分にもアストン・ビラは、右サイドからのクロスを折り返すと、MFジャック・グリーリッシュの落としたボールをMFファビアン・デルフが右足のインサイドキックで狙うが、わずかに右へ切れて行った。対するシティも同21分、直接FKを得ると、DFアレクサンダー・コラロフが左足でシュート。これが決まってリードを2点に広げた。

 このままシティが逃げ切るかと思われたが、アストン・ビラが猛反撃に出る。後半23分に元ユナイテッドのMFトム・クレバリーがセットプレーからのこぼれ球をボレーでゴールに決めて1点差に詰め寄ると、同40分にはCKの流れからGKハートのパンチングをMFカルロス・サンチェスがゴールに決めて同点に追い付いた。

 しかし、試合はまだ終わらない。後半44分、コラロフのCKが中に流れると、途中出場していたMFフェルナンジーニョにボールが当たる。浮き球にいち早く反応したフェルナンジーニョがボレーでゴールに押し込み、土壇場でシティが勝ち越した。

 結局、このゴールが決勝点となり、シティが3-2で勝利。勝ち点を67に伸ばし、26日にチェルシーとの首位攻防戦を控える2位のアーセナルを抜き、暫定で2位に浮上している。

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