熱いぜ、J2上位対決!! 磐田が千葉との熱戦を制して首位堅持
[4.26 J2第9節 千葉 0-2 磐田 フクアリ]
J2は26日、第9節を開催し、フクダ電子アリーナでは3位のジェフユナイテッド千葉と首位のジュビロ磐田の上位対決が行われ、磐田が2-0の完封勝利を収めて首位をキープした。千葉は今季初の2連敗を喫して順位を4位に落とした。
両チームともに前節からスタメンを3選手入れ替え、ホームの千葉はFWオナイウ阿道、MF谷澤達也、MF佐藤健太郎を、アウェーの磐田はMF松浦拓弥、MF太田吉彰、DF伊野波雅彦を先発起用してこの一戦に臨んだ。[スタメン&布陣はコチラ]
序盤からリズムを作ったのは千葉だった。高い位置でのボール奪取を成功させると縦に速い攻撃から磐田ゴールに迫る。前半2分にはゴール前で得たFKをDF中村太亮が直接狙ったがGKカミンスキーの守備範囲に飛び、同5分には高い位置でボールを奪ったMF谷澤達也のパスから抜け出したMF井出遥也がネットを揺らしたがオフサイドの判定でノーゴールとなった。
千葉がそのまま主導権を握ると思われたが、先制したのは磐田だった。前半21分、左サイドからドリブルで切れ込んだ松浦のシュートのこぼれ球に反応したFWジェイが右足で突き刺してスコアを1-0とした。
すると、すぐさま千葉が反撃に出る。前半24分、中村のCKからMFネイツ・ペチュニクが決定的なヘディングシュートを放つも、ライン上でMF宮崎智彦にクリアされてしまう。さらに同28分には左サイドの中村のクロスから、ペチュニクに決定機が訪れたが、これは合わせることができずに同点の好機を逃した。
その後、球際での攻防が繰り広げられ、両チームの応援にも熱が入る激しい展開となる。体を寄せて磐田がボールを奪えば、千葉の選手がすぐさま囲い込んでボールを奪い返す。どちらが主導権を握ってもおかしくない状況が続いたが、前半は1-0と磐田がリードしたまま折り返した。
1点のビハインドを背負って後半を迎えた千葉は、ハーフタイムに関塚隆監督から「ホームだぞ、ゴールをこじ開けよう」と檄を飛ばされてピッチに向かう。対する磐田は「ゴールのイメージを全員で共有していこう」(名波浩監督)とリードを守り抜くだけでなく、追加点を狙っていく姿勢を打ち出して後半に臨んだ。
すると後半16分、千葉がセットプレーから立て続けにチャンスを作る。中村が蹴り出した右CKをDF金井貢史がヘッドで折り返すと、走り込んだDFキム・ヒョヌンが至近距離から狙うも、GKカミンスキーの好反応に阻まれてしまう。さらに、その流れで得た左CKの流れから、MFパウリーニョが強烈なシュートでゴールを脅かしたが、ボールは惜しくもゴール右に外れた。
何とか磐田ゴールをこじ開けたい千葉は後半24分、右サイドの金井の折り返しからペチュニクが強烈なシュートを放ったが、これもカミンスキーが好セーブで弾き出す。さらに同31分にもペチュニクが好機を迎えたものの、再びカミンスキーが立ちはだかり、同点に追い付くことができない。
両チームともにゴールを目指したが、スコアは動くことなく試合はアディショナルタイムに突入。すると、FW中村祐輝のパスを受けたMF松井大輔が強烈な左足シュートでダメ押しゴールを叩き込んで、磐田が2-0の完封勝利を収めた。
(取材・文 折戸岳彦)
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[J2]第9節 スコア速報
J2は26日、第9節を開催し、フクダ電子アリーナでは3位のジェフユナイテッド千葉と首位のジュビロ磐田の上位対決が行われ、磐田が2-0の完封勝利を収めて首位をキープした。千葉は今季初の2連敗を喫して順位を4位に落とした。
両チームともに前節からスタメンを3選手入れ替え、ホームの千葉はFWオナイウ阿道、MF谷澤達也、MF佐藤健太郎を、アウェーの磐田はMF松浦拓弥、MF太田吉彰、DF伊野波雅彦を先発起用してこの一戦に臨んだ。[スタメン&布陣はコチラ]
序盤からリズムを作ったのは千葉だった。高い位置でのボール奪取を成功させると縦に速い攻撃から磐田ゴールに迫る。前半2分にはゴール前で得たFKをDF中村太亮が直接狙ったがGKカミンスキーの守備範囲に飛び、同5分には高い位置でボールを奪ったMF谷澤達也のパスから抜け出したMF井出遥也がネットを揺らしたがオフサイドの判定でノーゴールとなった。
千葉がそのまま主導権を握ると思われたが、先制したのは磐田だった。前半21分、左サイドからドリブルで切れ込んだ松浦のシュートのこぼれ球に反応したFWジェイが右足で突き刺してスコアを1-0とした。
すると、すぐさま千葉が反撃に出る。前半24分、中村のCKからMFネイツ・ペチュニクが決定的なヘディングシュートを放つも、ライン上でMF宮崎智彦にクリアされてしまう。さらに同28分には左サイドの中村のクロスから、ペチュニクに決定機が訪れたが、これは合わせることができずに同点の好機を逃した。
その後、球際での攻防が繰り広げられ、両チームの応援にも熱が入る激しい展開となる。体を寄せて磐田がボールを奪えば、千葉の選手がすぐさま囲い込んでボールを奪い返す。どちらが主導権を握ってもおかしくない状況が続いたが、前半は1-0と磐田がリードしたまま折り返した。
1点のビハインドを背負って後半を迎えた千葉は、ハーフタイムに関塚隆監督から「ホームだぞ、ゴールをこじ開けよう」と檄を飛ばされてピッチに向かう。対する磐田は「ゴールのイメージを全員で共有していこう」(名波浩監督)とリードを守り抜くだけでなく、追加点を狙っていく姿勢を打ち出して後半に臨んだ。
すると後半16分、千葉がセットプレーから立て続けにチャンスを作る。中村が蹴り出した右CKをDF金井貢史がヘッドで折り返すと、走り込んだDFキム・ヒョヌンが至近距離から狙うも、GKカミンスキーの好反応に阻まれてしまう。さらに、その流れで得た左CKの流れから、MFパウリーニョが強烈なシュートでゴールを脅かしたが、ボールは惜しくもゴール右に外れた。
何とか磐田ゴールをこじ開けたい千葉は後半24分、右サイドの金井の折り返しからペチュニクが強烈なシュートを放ったが、これもカミンスキーが好セーブで弾き出す。さらに同31分にもペチュニクが好機を迎えたものの、再びカミンスキーが立ちはだかり、同点に追い付くことができない。
両チームともにゴールを目指したが、スコアは動くことなく試合はアディショナルタイムに突入。すると、FW中村祐輝のパスを受けたMF松井大輔が強烈な左足シュートでダメ押しゴールを叩き込んで、磐田が2-0の完封勝利を収めた。
(取材・文 折戸岳彦)
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