[4.26 J2第9節 熊本0-2金沢 うまスタ]

　2位ツエーゲン金沢はアウェーでロアッソ熊本に2-0で快勝し、6連勝を飾った。3試合連続の完封勝利で2位をキープ。熊本は4試合連続の無得点で4連敗を喫し、6試合勝ちなし(1分5敗)となった。

　試合はいきなり動いた。前半2分、金沢はDF辻尾真二が直接FKを狙うと、壁に当たったボールを熊本の選手がクリアミス。PA外からセカンドボールをMF秋葉勝が右足でゴール左隅に叩き込み、先制点を奪った。

　熊本は前半16分、FW齊藤和樹の右クロスにFW常盤聡が頭で合わせるが、ゴール左へ。前半を1点リードで折り返した金沢は後半23分、左後方の位置から辻尾がゴール前にFKを放り込むと、相手GKが飛び出したこぼれ球をMF清原翔平が左足で蹴り込んだ。

　清原は3戦連発の今季8ゴール目。SAGAWA SHIGA FCから金沢に移籍した13年はJFL、14年はJ3、そして今季はJ2と、1年ごとにカテゴリを上げてきた。チームも自身も初挑戦となるJ2。チームの快進撃を牽引する清原はJ2の得点ランキングでも堂々の首位に立っている。

　清原は試合後のインタビューで「ハイペースすぎて、ちょっとビックリしています」と苦笑い。「こんなハイペースは初めてなので。でもこれからも続けていきたいと思う」と、さらなるゴール量産を誓うと、「今年は最初から今までずっとチャレンジャーなので。その気持ちを忘れずにやっているし、この1年間、チャレンジャーとして戦っていきたい」と表情を引き締めていた。

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