beacon

ミラン、シーズン終了まで合宿の可能性も 残り試合は自由を勝ち取るための戦い?

このエントリーをはてなブックマークに追加

 ミランは26日、クラブの公式ウェブサイトで、25日のウディネーゼ戦に敗れてから実施を決めた合宿について、期限を定めないと明らかにした。今後の試合次第で、ミランの選手たちはシーズン終了まで練習場で合宿を続けることになるかもしれない。

 ウディネーゼ戦で覇気を欠き、1-2と敗れたミラン。フィリッポ・インザーギ監督は試合後、「今季初めて姿勢を間違えた」とチームを厳しく批判し、クラブと合意のうえで合宿開始を決定した。

 ミランの発表によると、試合後にミラネッロの練習場に泊まった選手たちは、26日午前の練習後に一度帰宅を認められたが、同日夜にミラネッロに再集合。そのまま合宿に突入する。

 クラブは声明で「チームは29日までミラネッロにとどまるかもしれないし、5月3日、10日、17日、24日、31日までになるかもしれない。パフォーマンスのクオリティーに基づき、ミランの指揮官が決める」と発表した。

 つまり、試合内容に基づいてインザーギ監督が合宿の期限を決めるということだ。不甲斐ない戦いが続けば、ミランの選手たちはシーズン終了までの約1か月、自由を失うこととなる。

 イタリアでは不振に陥ったチームが合宿を行うケースも珍しくない。最近ではナポリが会長主導で合宿を行い、公式戦3連勝を飾った。

 だが、ナポリのラファエル・ベニテス監督や選手たちは合宿に不満だったと言われている。ナポリは3連勝後、MFクリスティアン・マッジョがチームを代表して会長に直談判し、合宿終了を勝ち取っている。


▼関連リンク
欧州組完全ガイド
セリエA2014-15特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP