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井原福岡が首位・名波磐田撃破!!初先発U-22代表GK中村が立ちはだかる

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[4.29 J2第10節 磐田0-1福岡 ヤマハ]

 アビスパ福岡が敵地でジュビロ磐田を1-0で下した。ともに6戦敗けなしと好調チーム同士の対戦だったが、福岡に軍配が上がった。首位磐田は今季2敗目。本日、ナイトゲームを戦う金沢(vs札幌)の結果次第では、首位から陥落する。

 磐田の前に、今季、柏から期限付きで加入し、初先発となったU-22日本代表GK中村航輔が壁となって立ちはだかった。前半19分のFW森島康仁のシュートを横っ飛びで弾くと、同23分のMF太田吉彰、同36分のMF川辺駿のシュートも好セーブで弾く。前半終了間際の森島の決定機も弾ききった中村は、前半だけで9本のシュートを浴びたが、得点を与えることはなかった。

 すると後半、我慢していた福岡がファーストチャンスをものにする。6分、ロングスローのこぼれ球をMF阿部巧がダイレクトミドルで狙う。これはGKカミンスキーに防がれたが、こぼれ球に詰めたFW酒井宣福が押し込み、先制に成功した。

 前節、千葉との上位対決を制するなど、6戦敗けなしで首位を走る磐田は、連戦を考慮して、この日は先発6人を入れ替えて試合に臨んでいた。しかし、気合は空回り。2試合連続ゴール中のFWジェイをベンチ外とするなど思い切った采配を振るった名波浩監督だが、結果に結びつけることは出来なかった。

 対する1-0で勝利した福岡は、これで7戦敗けなしとなった。開幕3連敗で心配されたが、井原正巳新監督のもと、チームをしっかり立て直し、敵地で首位撃破。上位進出もいよいよ視界に入ってきた。


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