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今季4度目の“ウノゼロ”!!F東京は開幕8戦で6度目の無失点

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[4.29 J1第1ステージ第8節 新潟0-1F東京 デンカS]

 FC東京が2試合連続となる1-0勝利で2連勝を飾った。アウェーでアルビレックス新潟と対戦し、0-0の後半42分にDF森重真人が決勝点。これで“ウノゼロ”(イタリア語で1-0)は今季4度目。無失点試合は今季8試合目で6度目となり、鉄壁の守備を見せている。

 F東京は前半6分、ロングボールに反応したFW武藤嘉紀がうまく体を使ってDFの前に体を入れ、フィニッシュまで持ち込むが、左足のシュートはゴール右へ。後半17分にもMF羽生直剛の浮き球のパスに武藤が反応。PA内に走り込んだが、シュートはDFのブロックに阻まれた。

 試合全体としては新潟のペースとも言えたが、F東京の堅い守備の前になかなか決定機をつくれない。後半34分、DFコルテースの左クロスにFWラファエル・シルバが右足ボレーで合わせたが、ゴール右へ。その後もFW山崎亮平、MF小泉慶が立て続けにシュートを放つが、DFの体を張った守備やGK権田修一の好セーブに阻まれ、得点を奪えなかった。

 試合は後半42分に動く。F東京はDF太田宏介の右FKから途中出場のFW林容平がヘディングシュート。GK守田達弥が弾いたボールは右ポストに当たって跳ね返り、森重が左足で押し込んだ。

 土壇場でゴールネットを揺らし、勝ち点3をもぎ取ったF東京。森重は試合後のインタビューで得点場面について「(太田)宏介がいいボールを上げて、それに林が飛び込んで、自分のところにこぼれたきたので、押し込むだけだった」と振り返り、今季6度目の無失点については「毎日の練習から細かいところにこだわってやっているので、これを続けていきたい」と力強かった。

 新潟は2連敗で5試合勝ちなし(2分3敗)。今季いまだ1勝と、厳しい戦いが続いている。


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