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浦和クラブタイの開幕8戦不敗で次節G大阪との大一番へ「絶対勝って優勝したい」

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[4.29 J1第8節 甲府0-2浦和 中銀スタ]

 首位・浦和レッズが敵地で最下位・ヴァンフォーレ甲府を2-0で下した。リーグと並行して戦うACLは未勝利でGL敗退が決定してしまった浦和だが、リーグ戦は開幕8戦無敗。浦和は次節の5月2日のホーム・G大阪戦で、クラブ新記録に挑むことになる。対する甲府は6連敗。今季6度目の完封負けとトンネルの出口が見えない。

 前半からチャンスの数で浦和が上回っていた。前半13分にはDF森脇良太のロングパス一本で抜け出したMF高木俊幸がGKと1対1となるが、荻晃太のセーブに遭う。同42分には左サイドからMF梅崎司が好クロスを上げると、ニアでFWズラタンが頭で合わせる。しかし枠をわずかに外れ、得点にはならなかった。

 後半に入ると、浦和のペースが一層増した。すると後半29分にようやく均衡が破れる。中央でMF柏木陽介が左足アウトで浮き球パスを送ると、左サイドから走り込んだ梅崎が左足で流し込む。さらに同34分にはMF関根貴大がMF阿部翔平に倒されPKを獲得。kれを一度はシュートを弾かれたものの、跳ね返りをズラタンが再び詰めて、一気にリードを2点に広げた。

 甲府も終盤に粘りを見せた。後半39分にFW堀米勇輝のシュートで後半ファーストシュートとなった甲府は、直後の40分にFW伊東純也がDF那須大亮からボールを掻っ攫いシュート。しかしGK西川周作の壁は破れず、完封負け。リーグ戦の連敗は6に伸びてしまった。

 開幕戦からの不敗を8戦に伸ばした浦和。これで優勝した2006年以来となるクラブ記録に並んだ。中2日で迎えるホームでの次節はG大阪との大一番。先制点を決めた梅崎は「負けがないということはチームにとってプラス。自信になる。次は大事なG大阪との一戦。去年のリベンジにもなりますし、絶対勝って、優勝したいです」と力を込めた。


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