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[全日本大学選抜]MF差波優人(明治大)「チームに必要な存在となるために」

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 4月20日から22日にかけて、東京都内で合宿を行った全日本大学選抜。7月にはユニバーシアード競技大会が控えており、5月上旬には正式メンバーが発表される予定。今回は最後の“選考会”の意味も持ちました。ゲキサカでは合宿へ参加した全26選手のインタビューを掲載します。

 第17回目は明治大MF差波優人(4年=青森山田高)。セットプレーでみせる正確なキックで得点を演出するだけでなく、中盤で攻守に駆け回るなど、今季好調な明治大を支えるMF。最終学年となる迎えた今季は、全日本大学選抜へ選出され、スペイン遠征へ参加していたものの、直後の日韓戦ではただ一人落選。その悔しさも胸に今回の最高選考へ挑んだ。

―明治大が好調ななかで選抜を迎えたが?
「近年では明治大が前期リーグで勝てないという中で、ここまで結果を出しているというのはみんなが調子がいいのかなと思います。個人としてはまだまだ出来るところがありますし、数字という部分ではゴールでもアシストでもあまり結果を残せていないので。まだまだやらなければいけないなと思っています」

―選抜でのアピールポイントは?
「セットプレーのときのキッカーであったり、ボランチですけど、守備をやりながらもより攻撃的に。チームに必要な存在になるためには、全部に顔を出せるような、攻守全てをやらなければいけないと思っています。キックがすごく得意なので、セットプレーのところでアピールしていければ」

―今後の課題は?
「守備のところだったり、球際の部分。そういう厳しさはまだまだ足りないと思いますし。ユニバーシアードは海外の選手とやるということなので、そういうところは強いと思う。まだまだ弱いので、そういう部分を直していきたいなと思っています」

―最終選考の合宿となるが。
「僕は日韓戦でメンバーから外れた中で、また選考へ呼んで貰ったことに関してはすごく感謝というか、やらなければという思いがあります。日韓戦で外れたときは、仕方ないかなというのと、悔しいという気持ちがありました。今回は最後のアピールだと思うし、僕の特徴であるプレーを出さなければ、ここに残ることはない。短い期間ですけど、僕の持っている力を出し切るのが大切になるのかなと思う」

(取材・文 片岡涼)

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