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[関東]開幕から6戦連続フル出場、山梨学院高出身・中央大DF山中「毎日が楽しい」

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[5.3 関東大学1部リーグ・第6節 流通経済大2-1中央大 青木町]

 心の底から楽しみながら、ボールを追っている。中央大のルーキー左SB山中登士郎(1年=山梨学院大附高)は開幕から6戦連続のフル出場。山梨学院高では主将を務めたDFが早くも大学サッカーの舞台で存在感をみせている。

 開幕前、中央大では左SBの主力が故障で離脱。今季からチームを率いる手塚聡監督は遠征合宿で「色々なDFの選手を順番に試してみた」という。そのなかで山中が力を発揮。高校時代の本職は右SBだったが、逆サイドでも難なくプレーしてみせた。そして、開幕戦で先発デビューすると、ここまで全試合でフル出場。関東大学1部リーグ12校のルーキーで唯一の結果だ。手塚監督は「苦労しながらなんとか頑張っていますよ」と山中の奮闘ぶりを微笑んだ。

 左SBでプレーする山中。この日の相手、流通経済大の右SBは柏レイソル入団が内定しているDF湯澤聖人(4年=流通経済大柏高)だった。「湯澤選手はプロへいく選手ですし、そういう選手を前にして何ができるか、本当に楽しみだった」というルーキーは「やっぱり球際での身体の強さだったり、あれがプロへ行く選手と自分の差だと感じた。あそこを目指して、それを超える選手になりたいなと思う」と尊敬の眼差しも浮かべていた。

 高校時代はキャプテンとしてチームを率いてきたDFだが、今は毎日が挑戦の日々だ。確約されたわけではない先発の座を巡って、練習へ明け暮れ、週末に訪れるリーグ戦では未知の相手に挑む。「1年生からこういうレベルの高いところでサッカーが出来ているのは、本当にいい経験をさせてもらっていると感謝しています」と口にするDFは、「毎回いい場所で試合をさせてもらえるし、日ごろからアピールをして次の試合への競争があるので、毎週の試合が本当に楽しみなんです。みんな一人一人が上手いし、本当に毎日が楽しい」と声を弾ませた。

 開幕からの6試合でコンスタントに結果を残している山中は、今季の新人賞を手にする可能性もある。しかし、「あまりそういうのは高校のときから考えたことがないです」とキッパリ。「もっと自分がチームのためにできたらと思いますし、もっとチームはいい順位にいけると思う。とにかくチームのためにやっていきたい」と力を込めた。

 長い長い4年間の大学生活。好スタートを切っているルーキーは「遠慮がちにやっている部分があるので、もっと前に攻撃参加の回数を増やしたりしたい。自分を出すというのと、身体作りはテーマにやっていきたいと思う」と強く意気込んだ。  

(取材・文 片岡涼)

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