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インテル、EL霞む手痛いドロー…長友はまた復帰ならず

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[5.3 セリエA第34節 インテル0-0キエーボ]

 セリエA第34節が3日に行われた。日本代表DF長友佑都の所属するインテルは、ホームでキエーボと対戦し、0-0で引き分けた。6試合連続のベンチスタートとなった長友だが、この日も出番はなく、復帰はまたもお預けとなった。

 前半は完全にインテルペースだった。しかし前半19分のCKの流れからDFネマニャ・ビディッチが放ったヘディングシュートが右ポストを叩くなど、決定力を欠いてしまう。前半のシュート数はインテルが12本に対し、キエーボは0本と圧倒的に攻め込んだが、スコアレスで折り返すことになった。

 後半に入ると一転、キエーボが反撃に転じる。だが、インテルもGKサミール・ハンダノビッチを中心に集中した守りでゴールを割らせない。後半28分にはFWアルベルト・パロスキがGKと1対1となるが、ハンダノビッチが防ぎ切る。同40分には左サイドからDFクリスティアーノ・ビラーギに強烈ミドルを打たれるが、クロスバーに救われた。

 試合はこのまま0-0で終了。インテルにとっては、格下相手にホームで手痛いドローとなり、連勝は2でストップ。敗けなしは6戦に伸びたが、EL圏内はまたも遠い彼方に霞んでしまった。

 なお、長友にはまたも出番は回ってこなかった。長友は2月8日のパレルモ戦で右太もも裏を負傷。4月4日のパルマ戦でベンチメンバーに復帰したが、6戦出番なしに終わっている。放出候補との噂も絶えないが、インテルでの復活を期待したい。


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