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原口の仕掛けから一時は同点も…ボルシアMGが連勝で3位キープ

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[5.3 ブンデスリーガ第31節 ヘルタ・ベルリン1-2ボルシアMG]

 ブンデスリーガは3日、第31節を行い、FW原口元気とMF細貝萌の所属するヘルタ・ベルリンはホームでボルシアMGと対戦し、1-2で敗れた。5試合連続先発の原口は左MFでフル出場。細貝は9試合連続のベンチ外だった。

 ヘルタは前半11分、自陣でのパスミスを奪われ、速攻からFWマックス・クルーゼに先制点を決められた。最悪の立ち上がりとなったが、直後の13分、原口が左サイドの1対1から縦に突破。折り返しにFWサロモン・カルーが頭で合わせると、惜しくもクロスバーを直撃したが、跳ね返りをMFバレンティン・シュトッカーが押し込んだ。

 原口の仕掛けから同点ゴールが生まれ、すぐさま試合を振り出しに戻したヘルタだが、その後はボルシアMGの攻勢に押し込まれる展開が続いた。ボルシアMGは前半25分、MFグラニト・シャカが強烈な左足ミドル。同37分にもCKのこぼれ球からMFクリストフ・クラマーがゴール前で決定機を迎えたが、いずれもGKの好セーブに阻まれた。

 1-1で折り返した後半もボルシアMGのペース。しかし、後半18分、クルーゼの左足ミドルはわずかにゴール右へ。同21分にはMFパトリック・ヘルマンのマイナスの折り返しにシャカが左足で合わせたが、これも枠を捉え切れなかった。

 相手の決定力不足にも助けられ、粘り強く守ってカウンターから勝ち越しゴールを目指すヘルタだが、なかなか決定機をつくれない。すると後半40分、ボルシアMGは途中出場のMFイブラヒマ・トラオレが右サイドからドリブルで中に切れ込み、鮮やかな左足ミドルをゴール左隅に流し込んだ。

 今季、シュツットガルトから加入したトラオレの移籍後初ゴールが決勝点となり、ボルシアMGは2連勝。来季の欧州CLにストレートインで出場できる3位をキープした。一方のヘルタは2連敗で4試合勝ちなし(2分2敗)。順位は13位のままだが、2部との入れ替え戦に回る16位とは勝ち点4差に縮まった。


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