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福岡快勝3連勝、J1に昇格した2005年以来の9戦負けなし

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[5.6 J2第12節 福岡4-1群馬 レベスタ]

 アビスパ福岡がホームでザスパクサツ群馬を4-1で下した。福岡は3連勝、9戦負けなしで勝ち点を23に伸ばした。群馬の連勝は2でストップした。

 好調チーム同士の対戦だったが、福岡の勢いが完全に上回っていた。前半6分、MF鈴木惇が直接FKを蹴り込み幸先よく先制に成功すると、同23分にはFW金森健志が右サイドのMF亀川諒史に展開。亀川のクロスは逆サイドに走り込んだFW中原貴之の頭にピタリと合い、あっという間にリードを2点に広げる。

 福岡はまだ止まらない。前半27分、今度は金森の縦パスにMF阿部巧が反応してクロスを上げると、中央に飛び込んだMF城後寿が勢いよく押し込み、試合の行方を決定づけた。

 群馬も前半41分にMF江坂任がエリア内で亀川に倒されPKを獲得。これをMF松下裕樹が決めて2点差とする。しかし後半11分、阿部にゴールネットを揺らされ、完敗。後半38分にはFW野崎桂太がゴール前に抜け出して決定機を迎えたが、GK神山竜一の好セーブに阻まれた。

 4-1で勝利した福岡。連勝は3に伸び、開幕3連敗後の負けなしは9戦に伸びた。9戦負けなしは、クラブとしてはJ1昇格を決めた2005年以来となる。今季6点目を決めたチーム得点王の中原は「失点が余計ですが、まずは勝って、連勝できたことが良かった」とホッとした表情を浮かべると、「負けないことで自然と順位も上に行ける。とにかくいい状態を続けて、上に行きたい」と力を込めた。

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