[関西]阪南大は6連勝、関学大はFW呉屋が決勝弾!MF森の1G2Aなどで関関戦を制す:第6節
第93回関西学生サッカーリーグ1部
第93回関西学生サッカーリーグ1部の第6節が6日に各地で行われた。首位に立つ阪南大は京都産業大に1-0で勝利し、6連勝を飾った。2位・関西学院大は関西大と対戦し、3-2で勝利した。今季未勝利の立命館大だったが、びわこ成蹊スポーツ大を1-0で下すと、今季初白星を手に入れた。
阪南大は今季未勝利の京都産業大と対戦。前節・関西大戦で1得点1アシストの活躍をみせたMF脇坂泰斗(2年=川崎F U-18)が決勝点を挙げた。0-0で迎えた後半31分、中央から持ち込んだ全日本大学選抜MF松下佳貴(4年=松山工業高)がPA右へパス。これを受けた脇坂が右足シュートを決めた。試合はそのまま終了。1-0で勝利すると、単独の6連勝で首位の座を守った。
2位・関西学院大は7位・関西大と対戦。前節では出場のなかった関西学院大FW呉屋大翔(4年=流通経済大柏高)は先発フル出場した。前半15分に関西学院大がCKの流れから先制も、同19分に関西大が追いつく。その後も点の取り合いとなり、2-2で前半を終えた。
迎えた後半はなかなかスコアは動かなかったが、ついに後半35分に3点目が生まれる。右サイドからMF森俊介(3年=東山高)、DF高尾瑠(1年=名古屋U18)とつなぐと、ゴール前中央で浮き球を受けた呉屋がヘディングシュート。関西学生リーグで得点ランキングトップに立つ呉屋が自身9点目となる決勝弾を沈め、関西学院大が3-2で勝利した。
なお、MF森は決勝アシストだけでなく、先制点もアシストしたほか、2-1に突き放すゴールを自ら決めるなど、1得点2アシストと全3得点に絡む活躍をみせている。
3位・大阪体育大は最下位・近畿大と対戦すると、1-1のドロー。2戦連続の引き分けで4位へ後退した。4位・桃山学院大は大阪産業大に4-1で勝利すると、3位へ順位を一つ上げている。なお、大阪学院大は先制するも追いつかれ、甲南大と1-1で引き分けた。
今季未勝利で10位へ位置する立命館大は、5位・びわこ成蹊スポーツ大と対戦。0-0で迎えた前半33分、MF國分伸太郎(3年=大分U-18)が決めたゴールが決勝点となり、1-0の完封勝利。今季6戦目にして、初の勝ち点3を手にすると、7位へ浮上した。びわこ成蹊スポーツ大は6位へ後退している。
【第6節】(5月6日)
[西京極総合運動公園陸上競技場]
阪南大 1-0 京都産業大
[阪]脇坂泰斗(76分=補・松下佳貴)
関西学院大 3-2 関西大
[学]米原祐(15分=補・森俊介)、森俊介(29分)、呉屋大翔(80分=補・髙尾瑠&森俊介)
[西]加賀山泰毅(19分=補・俵脩造)、森主麗司(42分)
[J-GREEN堺・メインフィールド]
桃山学院大 4-1 大阪産業大
[桃]中林一樹(18分=補・石津優介)、岩崎尚将(45分=補・堂園和馬)、吉村泰良(82分=補・岡佳樹)、岡佳樹(87分=補・吉村泰良)
[大]山﨑拓海(52分)
大阪体育大 1-1 近畿大
[大]池上丈二(8分)
[近]刈谷聖哉(80分)
[皇子山総合運動公園陸上競技場]
大阪学院大 1-1 甲南大
[大]瀧谷亮(42分=補・阿部勇輝)
[甲]阿波野稔旺(27分=補・吉田和史)
びわこ成蹊スポーツ大 0-1 立命館大
[立]國分伸太郎(33分=補・佐當慧&髙野登志基)
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