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シュツットガルト勝利で残留争いは大混戦に…最下位から5チームが勝ち点2差にひしめく

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[5.9 ブンデスリーガ第32節 シュツットガルト2-0マインツ]

 ブンデスリーガは9日、第32節2日目を行い、FW岡崎慎司の所属するマインツは敵地でDF酒井高徳の所属するシュツットガルトと対戦し、0-2で敗れた。岡崎はフル出場したが、3試合連続のノーゴールに終わり、チームも2連敗。ベンチスタートの酒井に出番はなかったが、シュツットガルトは4試合ぶりの白星で1部残留に望みをつないでいる。

 試合は序盤からホームのシュツットガルトが攻勢に出た。前半5分、左サイドをMFフィリップ・コスティッチが縦に突破し、ゴール前に折り返すが、走り込んだMFダニエル・ディダビは合わせ切れない。同35分には左CKのセカンドボールを拾ったディダビが左足ミドルを放つが、惜しくも左ポストを直撃した。

 1部残留のためにはもう負けられないシュツットガルト。後半に折り返しても試合の主導権を握ると、後半21分、ディダビの強烈な左足ミドルがワンバウンドしてGKの手を弾き、ついにゴールをこじ開けた。同33分には右サイドをえぐったMFマルティン・ハルニクがマイナスのクロス。後方からフリーで走り込んだコスティッチが落ち着いて左足で蹴り込み、2-0と突き放した。

 守備陣も8試合ぶりの無失点に抑え、4試合ぶりの白星を飾ったシュツットガルト。順位は最下位のままだが、勝ち点を30に伸ばし、暫定ながら勝ち点31で並ぶ15位フライブルク、16位ハノーファー、17位パダーボルンと勝ち点1差に迫った(パダーボルンは明日10日にボルフスブルク戦を控える)。

 勝ち点32で14位のハンブルガーSVとも勝ち点2差となったシュツットガルト。残留争いは残り2試合(パダーボルンは残り3試合)で最下位から14位までの5チームが勝ち点2差にひしめく大混戦となっている。

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