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鳥栖、リーグ戦デビューの高卒ルーキー鎌田が起死回生の同点弾

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[5.10 J2第11節 鳥栖1-1松本 ベアスタ]

 サガン鳥栖松本山雅FCの一戦は1-1の引き分けに終わった。鳥栖は3試合連続のドロー。先制しながらも、後半45分に同点弾を浴びた松本は、初の連勝を逃した。

 先制は松本だった。後半19分、FKの流れから右サイドからDF田中隼磨がクロスを上げると、ニアでDF飯田真輝が合わせる。ゴール前に落ちると、DF大久保裕樹が低い位置にあるボールをヘディングで押し込み、試合を動かした。

 このまま行けば松本がJ1で初の連勝を飾る展開。しかし、そんな松本に鳥栖の高卒ルーキーが立ちふさがった。

 前線に枚数をかけて押し込む鳥栖は、後半27分にMF白星東と、今季より東山高から加入したMF鎌田大地をデビューさせる。すると後半45分、放り込んだボールはDF酒井隆介にヘディングでクリアされたが、エリア外でこぼれ球を待ち受けた鎌田が、右足ボレーで合わせる。ゴール前の混戦をバウンドしながら抜けると、ボールはゴール左隅に収まる。再三の好セーブを見せていたGK村山智彦も一歩も反応することが出来なかった。

「素直にうれしいですけど、やっと決めれたのでホッとしている。入ったら結果残そうと思っていた。チャンスがあったら決めようと思った。運が良かったなと思います。もっとチームとして団結して、今度は自分の点で勝てるように頑張りたい」

 まだまだ初々しさの残る18歳が、貴重な勝ち点1をもたらした。


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