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[CL]古巣相手に連発のモラタ、自身2年連続の決勝進出も「ほろ苦い気持ち」

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[5.13 欧州CL準決勝 R・マドリー1-1ユベントス]

 ユベントスは13日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準決勝第2戦でレアル・マドリーと対戦した。前半23分にFWクリスティアーノ・ロナウドにPKを決められ、一時はアウェーゴール差でリードを許したが、後半12分にFWアルバロ・モラタが同点ゴールを挙げ、1-1で試合は終了。2戦合計スコア3-2で逃げ切り、12年ぶりの決勝進出を決めた。

 レアル下部組織出身のモラタは、カスティージャ(Bチーム)に所属しながら2010年12月にトップチームデビュー。2012-13シーズンに正式にトップチームに昇格した。しかし、安定した出場機会を得ることが出来ず、昨年7月に移籍金2000万ユーロ(約27億円)でユベントスへ移籍。リーグ戦でここまで27試合に出場し、7得点を挙げ、4連覇に大きく貢献した。

 第1戦でも古巣レアルから得点を挙げ、2-1の勝利に導いたモラタは、第2戦でも後半12分にMFポール・ポグバの折り返しを胸トラップから左足ボレーを叩き込んだ。モラタは第1戦に続き、この日も古巣への敬意から喜びを表すことはなかった。

 英『デイリー・メール』によると、モラタは「ゴールを喜ぶことはできなかった。今後もするつもりはない。とてもほろ苦くて、不思議な気持ちだ。相手が別のチームなら得点したいと思うのに…」と複雑な心境を明かした。

 また、終盤に交代した際に一部のレアルファンからブーイングを浴びる場面もあったが、「マドリーのファンにも感謝したい」と古巣へ感謝の言葉を述べた。

 なお、ユベントスは6月6日にベルリンで行われる決勝戦でバルセロナと対戦。モラタは昨シーズンに続き、2年連続の決勝進出となった。

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