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崖っ縁からの2連勝!シュツットガルトが最下位脱出で残留に近づく

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[5.16 ブンデスリーガ第33節 シュツットガルト2-1ハンブルガーSV]

 ブンデスリーガは16日、第33節を行い、DF酒井高徳の所属する最下位シュツットガルトはホームで14位ハンブルガーSVと対戦し、2-1で逆転勝ちした。酒井はベンチ入りしたが、出番なし。チームは土壇場の2連勝で最下位を脱出し、16位に順位を上げた。

 ハンブルガーSVは前半12分、MFラファエル・ファン・デル・ファールトのFKにMFゴイコ・カチャルが頭で合わせ、3戦連発となる先制点。しかし、シュツットガルトも同27分、DFダニエル シュバーブの右クロスからニアサイドに走り込んだMFクリスティアン・ゲントナーが右足でGKの股間を抜き、1-1の同点に追いついた。

 前半35分にはMFフィリップ・コスティッチの左CKからこぼれ球をMFマルティン・ハルニクが左足で押し込み、2-1と逆転。後半も前がかりになるハンブルガーSVに対し、カウンターから次々とチャンスをつくったシュツットガルトが3点目こそ奪えなかったが、そのまま2-1で逃げ切った。

 前節終了時点で勝ち点2差だった両チームによる残留争い直接対決。貴重な勝ち点3を獲得したシュツットガルトが18位から16位に順位を上げた一方、ハンブルガーSVが14位から一気に自動降格圏の17位に転落し、クラブ史上初となる2部降格の危機が迫っている。

 勝ち点を33に伸ばしたシュツットガルトは依然、2部との入れ替え戦に回る16位に位置するが、勝ち点34で並ぶ14位フライブルク、15位ハノーファーとはわずかに勝ち点1差。最終節はフライブルクとハノーファーの直接対決のため、シュツットガルトは最終節に勝てば、必ずどちらか(フライブルク対ハノーファーが引き分けなら両チーム)を逆転し、残留圏に浮上することができる。

 崖っ縁からの2連勝で自力残留の可能性が出てきたシュツットガルト。アウェー戦となる最終節の相手は、今節の結果によりシュツットガルトに代わって最下位に転落したパダーボルンだ。

▼ブンデスリーガ残留争い
※第33節終了時点
13.ヘルタ・ベルリン(35)-15
14.フライブルク(34)-10
15.ハノーファー(34)-17
16.シュツットガルト(33)-19
17.ハンブルガーSV(32)-27
18.パダーボルン(31)-33

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