beacon

宮市、最終戦出場ならず…2連勝のトゥエンテは10位で今季終える

このエントリーをはてなブックマークに追加

[5.17 エールディビジ第34節 ヘーレンフェーン1-3トゥエンテ]

 エールディビジは17日、第34節を各地で行った。FW宮市亮の所属するトゥエンテは敵地でヘーレンフェーンと対戦し、3-1で勝利した。宮市は2試合連続でベンチ入りしたが最終戦の出場はなかった。

 今季最終戦を白星で飾りたいトゥエンテだったが、キックオフからわずか20秒でまさかの失点。その後、反撃に出るトゥエンテは果敢にゴールに迫るもラストパス、シュートで精度を欠き、なかなか同点ゴールを奪えない。

 それでもトゥエンテは前半30分に決定機。浮き球パスでPA左に抜け出したFWユネス・モフタルが角度のないところから左足シュート。これは相手GKのブロックに阻まれ、こぼれ球につめたDFディコ・コッペルスのシュートも枠を外れる。前半終了間際にはMFハキム・ジイェフのロングシュートが枠を捉えたが、相手GKの好セーブに阻まれた。

 1点ビハインドで後半を迎えたトゥエンテは、積極的な入りを見せると同27分にコッペルスの左からの折り返しをジイェフが左足で合わせて、試合を振り出しに戻す。さらにその1分後には中盤でボールを奪い、ジイェフが左足ミドルを決めて、2-1と一気に逆転に成功した。

 勢いに乗るトゥエンテは後半32分、右CKからニアに走り込んだMFオルランド・エンヘラールがヘディングシュートを叩き込み、3-1とリードを広げる。その後も果敢に攻め込んだトゥエンテは追加点を挙げることはできなかったが、リードを守り抜き、3-1で勝利。2連勝としたトゥエンテは13勝10分11敗の10位で2014-15シーズンを終えた。

 なお、宮市は今季リーグ戦10試合に出場。チームの財政難により、今季限りでトゥエンテを退団することが決定している。

●欧州組完全ガイド

TOP