アディダスは25日、2015年秋冬シーズンより新たに展開するフットボールスパイクとして「X(エックス)」と「ACE(エース)」の2モデルを発表した。6月6日にベルリンで行われるUEFAチャンピオンズリーグ決勝でお披露目される新スパイクは、7月1日より発売予定となっている。

　同社がこれまで展開してきた「アディゼロ f50」「プレデター」「ナイトロチャージ」「パティーク 11プロ」の4サイロに代わる「X & ACE」。そのうち、だれよりもエンターテイナーで、最後にはゲームを決めるゲームチェンジャーに向けたスパイクが「X」コレクションだ。

「X」最大の特徴は、とにかく斬新なアッパーデザインとヒールに存在する巨大なアディダスロゴ。加えて、シューズ内蔵型テックフィットソックスを搭載した「インナーテックフィットソックス」だ。足首周りの優れたホールド性により、クイックネスなプレーにおいても足ブレを緩和し、高い安定性をもたらす。

　内側・外側それぞれに角度をつけた鋭角スタッドを配置し、あらゆる方向へのグリップ力と加速力を高め、爆発的なスピードと機動性をサポート。アッパー素材には薄さ・軽さ・やわらかさ・グリップ性などを追求した新加工の「エックススキン」を採用したほか、中足部の両サイドにある補強パーツ「エックスケージ」は薄さと軽さを保ちながら、横方向のホールド性とクッション性を高め、激しいプレー時の足ブレ緩和をサポートする。

　爆発的なパフォーマンスをサポートする「X」のコンセプトは「予測不可能」。ド派手なプレーでゲームを決めるエンターテイナーのための新モデル「X」は、ガレス・ベイル、トーマス・ミュラー、ルイス・スアレス、アリエン・ロッベンのほか、日本人選手では香川真司、宇佐美貴史、武藤嘉紀、川又堅碁、鈴木武蔵、中島翔哉らが着用予定となっている。

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