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シュツットガルト、次期監督を発表…ブッフバルト氏が東アジア担当のスカウトに

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 DF酒井高徳の所属するシュツットガルトは25日、フーブ・ステフェンス監督の後任指揮官としてアレクサンダー・ツォルニガー氏を迎えること発表した。同氏とは3年契約を結ぶことになる模様だ。

 シーズン後半戦のほとんどを降格圏で過ごしていたシュツットガルトは最後の3試合で全勝し、ブンデスリーガを14位で終えた。ステフェンス監督は昨季に続いてシーズン途中から指揮を執りながらも、再びクラブを1部残留に導いている。

 オランダ人指揮官はシュツットガルト幹部に対して、今季限りでクラブを去る意思を数か月前に伝えていた模様。ベルント・ワーラー会長は25日の会見で、ステフェンス監督を始めチームとファンに感謝の言葉を述べた上で、より長期的な政策でクラブを全面的に立て直す必要性に言及した。

 会見に同席したロビン・ドゥットSD(スポーツディレクター)も、過去数年の補強や、下部組織のコンセプトの欠如に苦言を呈している。そして2月にRBライプツィヒ(ブンデスリーガ2部)の監督を辞任したツォルニガー氏が今夏にシュツットガルト監督に就任することを明かし、さらにはチーフスカウト、スポーツ心理学者、チームマネジャーといったポストの変更など、大幅な人事異動を行うことを説明した。

 また元ドイツ代表で、浦和レッズの監督を務めた経歴を持つギド・ブッフバルト氏も、現役時代に在籍したシュツットガルトのスタッフに加わるようだ。ドゥットSDによると、同氏は東アジアでの選手スカウト及びマーケティングを担当することになるという。

 ツォルニガ-次期監督は2006-07シーズンのドイツ王者に、かつての輝きを取り戻させることができるのだろうか。


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