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D・アウベス:「去就はCL決勝後に決める」 クラブ&メディアに対する不満も…

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 今季限りでバルセロナとの契約が切れるDFダニエウ・アウベスが25日に記者会見に臨み、自身の去就について言及している。スペイン『スポルト』が伝えた。

 D・アウベスは去就について、チャンピオンズリーグ(CL)決勝ユベントス戦終了後に決定することを公言。だが現在クラブから受け取っているオファーでは、残留は限りなく難しいとの見解だ。

「様々な可能性があるが、決断を下すのはCL決勝後だ。その前に何かを決めることはない。気を散らすことになってしまうからね」

「僕の両足はチームの中にある。クラブの中で言えば、片足と身体、そして頭は外にあるね。現段階ではバルセロナで続ける可能性は否定されているよ。会長は僕を残留させるために何をすべきかを理解している。うまくやればうまくいくし、そうでないならノーだ」

 ジョゼップ・マリア・バルトメウ会長も「預かり知らぬこと」と話していた今回の会見の主旨について問われると、次のように返答している。

「本当に多くのことを我慢してきた。馬鹿げたことを何度も耳にしたし、自分に対する敬意が欠けていたんだ。僕にも限界があり、そこに達したということだよ。周囲で口にされることに対して、自分の身を守らなければならなかった」

「自分がしていることについて、メディアではでたらめなことばかりが話された。僕はチームに対して200%の力で尽くしているよ。ただクラブに対しては、10%にも満たないだろうね」

 ブラジル代表DFは、クラブ首脳陣が自身を過小評価していることを再度強調している。

「僕はバルサに残りたい。だけど、どのような値段でもいいと言うわけではないんだ。それは金の話しではなく、敬意の問題だ。僕はこのクラブのために尽くしてきた。自分のポジションでプレーするほかの選手よりもね。もし敬意を払ってくれなければ、ほかの場所を探すことになる」

「6か月前、クラブは僕との契約延長を望んでいなかった。FIFAから補強を禁止されるまではね。その後にはどのような額でも契約延長を望むようになったが、僕は懸命に働き続けてきたんだ。比較することは好きではないが、バルサ以外のクラブの方が僕の価値を認めているよ」


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