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F東京、FW林の劇的弾で無敗&首位キープ…広島は清水弾を守り切れず

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[5.27 ナビスコ杯A組第6節 広島 1-1 F東京 Eスタ]

 ナビスコ杯は27日、第6節を各地で開催し、エディオンスタジアム広島では4位のサンフレッチェ広島と無敗で首位のFC東京が対戦し、1-1で引き分けた。F東京は最終節の湘南戦で引き分け以上で自力での決勝T進出が決まり、一方の広島は最終節の甲府戦で勝利を収めた上で他会場の結果次第で決勝T進出が決まる状況となった。

 序盤から広島がリズムを作って試合を進めたものの、F東京が前半15分に好機を創出する。しかし、左サイドのDF太田宏介が上げたクロスをFW武藤嘉紀が狙ったヘディングシュートはゴール右へと外れた。さらに同29分にはMF東慶悟のパスからPA内に進入した武藤がシュートを狙うも、ゴールマウスを捉え切れなかった。

 前半をスコアレスで折り返して迎えた後半7分、MF工藤浩平のスルーパスに反応したFW浅野拓磨がシュートを狙うもDF森重真人にブロックされる。さらに後半15分にはMF森崎浩司の強烈なミドルシュートがクロスバーを叩くなど、広島も好機を生かせない。

 しかし、後半34分に広島がついに先制に成功する。左サイドでボールを受けたMF高橋壮也のクロスに対し、逆サイドから走り込んだMF清水航平が滑り込みながら右足で突き刺してスコアを1-0とした。だが、このまま広島が逃げ切るかと思われた後半アディショナルタイム、右サイドのMF三田啓貴が送ったグラウンダーのクロスを、FW林容平がスライディングで押し込んでF東京が試合を振り出しに戻し、1-1のドロー決着となった。


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