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新潟、終盤の2発で決勝Tへ望みつなぐ…今季初得点のFW指宿「勝ちがほしかった」

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[5.27 ナビスコ杯A組第6節 新潟 2-0 湘南 デンカS]

 ナビスコ杯は27日、第6節を各地で開催し、デンカビッグスワンスタジアムでは5位のアルビレックス新潟と2位の湘南ベルマーレが対戦し、新潟が2-0の完封勝利を収めた。両チームはともに勝ち点8となり、2位となった新潟は最終節で松本、3位となった湘南はF東京と対戦する。

 前半はなかなかスコアが動かず。前半17分にMF武田英二郎がミドルレンジから狙ったシュートは枠を捉えながらも、GK守田達弥に弾き出された。前半終盤には新潟がMF小林裕紀、湘南がFWブルーノ・セザルがシュートを狙うもネットを揺らすには至らず。スコアレスで迎えた後半も両チームともに好機を生かせず、後半39分にはMF菊池大介のクロスからFW岡田翔平がダイビングヘッドでゴールを脅かしたが、ボールはゴール右へと外れた。

 しかし後半41分、ついに新潟が先制に成功する。右サイドのDF川口尚紀からボールを受けたFW指宿洋史が、DF1人をかわすと右足で突き刺してスコアを1-0とする。さらに同42分には、MF小泉慶のシュートのこぼれ球をFW山崎亮平がヘッドで押し込んでリードを2点差に広げた。このまま逃げ切った新潟が2-0の勝利を収めた。

 今季自身初得点となる先制点を奪った指宿は、「最近勝てていなかったですし、チームとしても勝ちがほしかったので本当に良かったです」と公式戦5試合ぶりの勝利に安堵の表情を見せた。


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