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ヤングボーイズは今季最終戦を白星で終える、久保は途中出場

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[5.29 スイス・スーパーリーグ第36節 ヤングボーイズ2-1ファドゥーツ]

 スイス・スーパーリーグは29日、各地で最終節を行った。FW久保裕也の所属するヤングボーイズはホームでファドゥーツと対戦し、2-1で勝利した。久保は2試合連続でベンチスタート。後半31分から途中出場している。

 前節シオン戦で2-6と大敗を喫したヤングボーイズ。前半29分にMFレナト・シュテッフェンが倒されて、PKを獲得。これをエースFWギヨーム・オアロが蹴ったが、左ポストを叩いた。同34分にも決定機が訪れるが、オアロの右足シュートは相手GKに弾き出され、これで得たCKからオアロがダイビングヘッドもライン上で相手DFにクリアされ、先制のチャンスを逃した。

 すると、スコアレスで折り返した後半3分に失点。それでも同9分にこの日2回目のPKを獲得すると、今度はMFミラン・ガイッチがゴール右隅に決めて、1-1と試合を振り出しに戻す。さらに同22分、左クロスからシュテッフェンが倒れ込みながら左足で押し込み、2-1と一気に逆転に成功した。

 試合を決めたいヤングボーイズは後半31分に久保を投入し、果敢に攻め込むも得点を挙げるに至らず、後半アディショナルタイム2分には久保が右から切れ込んで左足ミドルもわずかに枠を外れた。試合はそのまま2-1でヤングボーイズが勝利。今季最終戦を白星で飾った。

 なお、ヤングボーイズで2年目のシーズンを過ごした久保は、今季リーグ戦28試合に出場。5得点を挙げた。また、ヨーロッパリーグ(EL)には予選3回戦から10試合に出場し、2得点を挙げた。

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