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UEFAプラティニ会長、アリ王子支持の各国協会に感謝

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 汚職問題で揺れる国際サッカー連盟(FIFA)の会長選でゼップ・ブラッター会長が5選を果たしたことを受け、欧州サッカー連盟(UEFA)のミシェル・プラティニ会長がコメントを発表した。

「UEFAがFIFAの改革の動きを擁護し、サポートしたことを誇りに思う。組織が信頼を取り戻すためには改革が非常に重要だというのが、私の意見だ」

 27日にFIFAの複数幹部が逮捕されたことを受け、FIFA総会および会長選の延期を求めていたUEFA。プラティニ会長はブラッター会長と28日に会談し、辞任と会長選への立候補取り下げを求めたが、ブラッター会長はこれを拒否した。

 UEFAが会長選で支持した現副会長のアリ・ビン・アル・フセイン王子は1回目の投票で73票を獲得したが、ブラッター氏の133票には及ばず。両者ともに3分の2の得票を獲得できず、過半数の得票で当選者が決まる2回目の投票へ持ち越されたが、フセイン王子が辞退し、ブラッター会長の再選が決まった。

「私の友、アリ王子がこの度、賞賛に値する選挙キャンペーンを行ったことを祝福する。この機会に、彼を支持してくれた各国サッカー協会にも感謝を伝えたい」

 アリ王子とアリ王子を支持した各国協会に感謝を述べたプラティニ会長。ブラッター体制への反発を強めるUEFAの今後の対応が注目される。

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