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バレー負傷交代も“代役”ルーキーが決勝点!!甲府が監督交代後3連勝

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[5.30 J1第1ステージ第14節 新潟0-2甲府 デンカS]

 ヴァンフォーレ甲府がアウェーでアルビレックス新潟を2-0で下し、3連勝を飾った。これで監督交代後、3試合連続の完封勝利。一方、最下位の新潟は4連敗で5試合勝ちなし(1分4敗)となった。

 甲府は試合開始早々の前半8分にFWバレーが負傷交代するアクシデント。5月に入って緊急補強し、2戦連発中だった新エースがいきなりピッチを退いたが、代わって投入されたFW伊東純也が大仕事をやってのけた。

 前半43分、MF阿部翔平が高い位置でボールを奪い、横パスを受けたMFマルキーニョス・パラナがスルーパス。これに反応した伊東が左足でゴールに流し込んだ。神奈川大から今季入団した大卒ルーキーの5試合ぶり今季2得点目が決まり、先制に成功した。

 その後も粘り強い守備で新潟の反撃を跳ね返し、カウンターから追加点をうかがう甲府。後半26分、阿部翔の右FKのセカンドボールをPA手前からMF下田北斗が左足ダイレクトで振り抜くと、ゴール前でDF大井健太郎の足に当たってコースが変わり、ゴールネットを揺らした。

 昨季、専修大から入団した下田はプロ2年目で待望のリーグ戦初ゴール。試合後のインタビューでは「相手に当たって入ったけど、うれしいです」と微笑み、3試合連続無失点での3連勝に「普段の練習からやっていることが試合に出てきて、メンタル的にも充実してできている。いい雰囲気でやれているし、みんなで集中してやれていることが結果につながっていると思う」と手応えを深めていた。

●[J1]第1ステージ第14節 スコア速報

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