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ウィルシャー&ウォルコットの残留を願うベンゲル

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 アーセナルアーセン・ベンゲル監督は、移籍の可能性も噂されるMFジャック・ウィルシャーとFWセオ・ウォルコットの残留を望んでいるという姿勢を明確にした。イギリス複数メディアが伝えている。

 今季も足首の骨折により長期の離脱を強いられるなど、ここ数年負傷に泣かされてきたウィルシャー。マンチェスター・シティが獲得を検討しているとも報じられていたが、ベンゲル監督は来季以降のウィルシャーが万全のコンディションでチームに貢献してほしいと期待を述べた。

「彼は望まれていると分かっている。私はウィルシャーを17歳でスタートさせた。選手を望んでいることを示すためにそれ以上のやり方はない。契約も毎回延長してきたし、負傷に対しても非常に我慢強く対処してきた」

「どんな困難な場面でも、我々はいつも彼を支えてきた。それはつまり、彼にもっと長くここにいてほしいということだろうか? そのとおりだ。彼の才能を我々のために生かしてほしいと思うからだ」

 プレミアリーグ最終節のWBA戦でハットトリックを達成したウォルコットについても残留を期待しつつ、起用法について次のように述べた。

「ウォルコットには中央でプレーしてほしいと思っているし、2人がどちらもここに残ってほしいと思っている。ウォルコットはサイドでもプレーできるが、将来的にどこで使うことを考えているかと尋ねられれば、中央だ。彼に質問しても同じように答えるだろう」

 だが現状では、FWオリビエ・ジルとウォルコットを中央に併用することはないとも話している。

「ジルを起用するときには、(ウォルコットを)中央に起用することはない。ジルはセオとはまったく異なるタイプだが、彼の長所もチームのために非常に重要なものだ。ジルを起用するときには(ウォルコットを)サイドに起用する」

 アーセナルは30日に行われるFAカップ決勝でアストン・ビラと対戦する。調子を上げて今季リーグ戦を終えた2人は、アーセナルにカップ2連覇をもたらすことができるだろうか。

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