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[国内杯]南野はGK退場で前半交代も…ザルツブルク、延長戦制し2年連続2冠達成

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[6.3 オーストリア国内杯決勝 オーストリア・ウィーン 0-2(延長) ザルツブルク]

 オーストリア国内杯は3日、決勝を行い、オーストリア・ウィーンと対戦したFW南野拓実の所属するザルツブルクは2-0の勝利を収め、2年連続での2冠を達成した。右サイドハーフとして先発出場した南野は前半43分にベンチに退いた。

 大会連覇を目指すザルツブルクをアクシデントが襲ったのは、前半41分だった。後方からのボールに反応して抜け出しそうになった相手選手に、飛び出したGKベーテル・グラーチが体当たりする形になってしまい一発退場。数的不利に陥ると、南野に代えてGKアレクサンダー・バルケが投入されることになった。

 スコアレスのまま後半を迎えると、両チームともにゴールを脅かす場面を作り出したものの得点は生まれず、試合は延長戦に突入した。すると延長前半10分、高い位置でボールを奪ったFWジョナタン・ソリアーノが自ら持ち込むと右足でネットを揺らして、1人少ないザルツブルクが先制に成功した。

 さらに延長後半3分には、カウンターからMFフェリペ・ルイスが決めてザルツブルクがリードを2点差に広げる。その後、オーストリア・ウィーンの反撃をしのいだザルツブルクが2-0の勝利を収め、リーグ戦との2冠を達成した。


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