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[アミノ]東洋大が創部初の全国へ、専修大は逆転勝利で本大会出場決める:順位決定戦

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 アミノバイタルカップ2015 第3回関東大学サッカートーナメント大会兼総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント関東予選の5~8位決定戦が5日に行われた。勝利した専修大東洋大(2部)が総理大臣杯本大会への出場権を手に入れた。敗れた神奈川大平成国際大(埼玉県リーグ)はあす6日に激突。勝者のみが全国行きを手にする。

 東洋大が創部史上初となる全国大会出場を決めた。迎えた平成国際大戦。前半12分、42分に主将のFW遊馬将也(4年=武南高)がゴールを決めると2-0で前半を折り返す。後半に入っても勢いは止まらない。後半20、37分にはFW仙頭啓矢(3年=京都橘高)が得点を加えると、4-0の完封勝利を収めた。

 昭和41年に発足し、2013年には創部初の関東1部リーグへ昇格したものの、1年で2部へ舞い戻り、現在は2度目の昇格を目指している。そんな東洋大にとって、全国の舞台は初となる。カップ戦で結果を残し、その勢いを4位に甘んじている関東2部リーグへつなげたいところだ。

 専修大神奈川大と対戦。1部同士の一戦で2-1の逆転勝利を飾ると、全国行きを決めた。前半27分に神奈川大がFW鈴木翔大(4年=日本航空高)のゴールで先制。0-1で前半を折り返す。

 後半に入り、なかなかスコアは動かなかったが、後半37分に専修大が同点に追いついた。DF冨田将司(4年=三菱養和SCユース)の浮き球パスからFW南隆(2年=瀬戸内高)がヘディングシュートを叩き込んだ。

 勢いに乗った専修大は後半アディショナルタイム4分、ついに逆転に成功。DF田口圭介(2年=国士舘高)のパスから、またも南が頭で決めた。後半20分に途中出場した南の2発が決まると、2-1で試合は終了。シュート数では神奈川大の9本を下回る4本だった専修大だが、逆転勝利で2年連続3回目となる総理大臣杯本大会出場を決めている。

 敗れた平成国際大と神奈川大は、あす6日に7・8位決定戦を戦い、勝者のみが全国行きを勝ち取る。また専修大と東洋大は5・6位決定戦を戦う。

■順位決定戦(6月5日)
[流通経済大]
東洋大 4-0 平成国際大
[東]遊馬将也2(12分=補・仙頭啓矢、42分)、仙頭啓矢(65分=補・田中舟汰郎、82分)

神奈川大 1-2 専修大
[神]鈴木翔大(27分=補・菊地佑太)
[専]南隆2(82分=補・冨田将司、90分+4=補・田口圭介)

■準決勝(6月6日)
[味の素フィールド西が丘]
明治大 11:30 法政大
筑波大 13:50 流通経済大

■5~8位決定戦
[流通経済大]
平成国際大 11:30 神奈川大
東洋大 13:50 専修大


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