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浦和の優勝阻止も…キラー宇佐美不発、G大阪は“阪神ダービー”スコアレス

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[6.7 J1第1シテージ第15節 G大阪0-0神戸 万博]

 ガンバ大阪ヴィッセル神戸の「阪神ダービー」は0-0の引き分けに終わった。可能性のあった浦和の優勝は阻止したものの、手痛いドローとなってしまった。

 第1ステージも残り3節(G大阪は残り4試合)と佳境を迎え、今節にも浦和の優勝が決まる可能性があった。対象チームは2位のG大阪で、浦和の優勝条件は浦和が勝利し、G大阪が敗れた場合のみとなっていた。

 G大阪としては神戸キラーのFW宇佐美貴史に期待が集まっていた。宇佐美は公式戦の対神戸でこれまで11得点を記録。全8試合で得点するなど、驚異的な相性の良さを見せている。

 しかしこの試合では、思うように攻撃が噛み合わない。前半20分には宇佐美のスルーパスにFWパトリックが反応。だがわずかに合わず、シュートまで持ち込めない。スコアレスで折り返した後半2分には宇佐美が右サイドからクロスを送ると、左サイドにいたMF倉田秋がダイレクトボレーで合わせるが、シュートは枠上に外れてしまった。

 スコアは終盤になってもなかなか動かない。G大阪はMF大森晃太郎、FW赤嶺真吾、FWリンスと攻撃的なカードを次々と切る。神戸もFWマルキーニョス、FW石津大介、そしてリーグ戦デビューとなったMF増山朝陽をピッチに送り込んで勝負に出る。しかし試合はこのままスコアレスで終了。G大阪としては負けなかったことで浦和の今節での優勝は阻止したが、広島、FC東京にかわされ、4位に後退した。


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