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バルサの優勝で幕を閉じた欧州CLのスーパーゴールベスト5

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 2014-15シーズンのUEFAチャンピオンズリーグは6日にベルリンのオリンピアシュタディオンで決勝を行い、バルセロナ(スペイン)の4シーズンぶり5回目の優勝で幕を閉じた。決勝ではユベントス(イタリア)を3-1で撃破。マン・オブ・ザ・マッチ(MOM)には、日産公式アンバサダーでもあるMFアンドレス・イニエスタが選ばれた。

 大会を通じて数々のスーパーゴールが生まれたが、『NISSAN×UEFA CHAMPIONS LEAGUE特設サイト』では、マッチデーごとに最も素晴らしかったゴールを選ぶ『GOAL OF THE WEEK』キャンペーンも行われてきた。

 同キャンペーンはラウンド16、準々決勝、準決勝の計3回にわたって実施され、各マッチデーごとに5つのノミネートゴールを選出。ユーザー投票でベストゴールを決定してきたが、ここでは過去3回のキャンペーンでノミネートされた計15ゴールの中からゲキサカが選ぶベスト5をランキング形式で紹介する。

●5位:ラウンド16第2戦
MFレロイ・サネ(シャルケ)vsR・マドリー


 シャルケは2-3で迎えた後半12分、右45度の位置でパスを受けたMFレロイ・サネがペナルティーエリア手前から左足でカーブをかけ、鮮やかな弧を描いたシュートをゴール左のサイドネットに流し込んだ。19歳のサネは前半29分から途中出場。UEFAチャンピオンズリーグデビューを果たすと、レアル・マドリー相手に初ゴールも記録した。シャルケはその後、FWクラース・ヤン・フンテラールのゴールで4-3と逆転したが、2試合合計4-5と1点及ばず、ベスト16での敗退が決まった。

●4位:準々決勝第2戦
FWネイマール(バルセロナ)vsパリSG


 敵地での第1戦に3-1で先勝したバルセロナがホームに戻った準々決勝第2戦。逆転を目指すパリSGの出はなをくじく先制点を奪ったのがFWネイマールだった。前半14分、自陣からドリブルを開始したMFアンドレス・イニエスタがフェイントと緩急で次々と相手を抜き去り、相手PA内近くまで駆け上がる。最後は絶妙なスルーパスに反応したネイマールがGKサルバトーレ・シリグをかわし、左足で無人のゴールに流し込んだ。ネイマールのシュートまでの一連の流れもさることながら、お膳立てしたイニエスタのドリブルも素晴らしかった。

●3位:準々決勝第1戦
FWルイス・スアレス(バルセロナ)vsパリSG


 バルセロナが敵地に乗り込んだ準々決勝第1戦。1-0の後半22分に追加点を決めたFWルイス・スアレスはさらに後半34分、DFハビエル・マスチェラーノとのワンツーで抜け出すと、DFダビド・ルイスを股抜きでかわし、鮮やかな右足シュートをゴール右上に突き刺した。スピード感溢れる展開の中、一瞬の判断と正確なボールタッチが光った。

●2位:ラウンド16第2戦
DFチアゴ・シウバ(パリSG)vsチェルシー


 パリSGをベスト8に導いたDFチアゴ・シウバのゴールは、まさに劇的だった。2試合合計2-2の同点で延長戦に突入した一戦は、延長前半6分にチアゴ・シウバがハンドでPKを与えてしまい、チェルシーにリードを許した。追い込まれたパリSGだったが、延長後半8分、右CKからチアゴ・シウバがヘディングシュート。これはGKティボー・クルトワに弾き出されたが、このプレーで獲得した左CKに再びチアゴ・シウバが頭で合わせ、汚名返上の劇的ゴールを決めた。2試合合計3-3。アウェーゴール数の差でパリSGが準々決勝に駒を進めた。

●1位:準決勝第1戦
FWリオネル・メッシ(バルセロナ)vsバイエルン


 ホームでの準決勝第1戦にバイエルンを迎えたバルセロナ。1-0の後半35分、MFイバン・ラキティッチの縦パスを受けたFWリオネル・メッシは対峙するDFジェローム・ボアテングを鋭い切り返しでかわし、尻もちを付かせると、飛び出してきたGKマヌエル・ノイアーの頭上を抜くループシュートでゴールネットを揺らした。ブラジルW杯決勝で敗れたドイツ代表の2人を手玉に取ったアルゼンチン代表FWの驚愕のゴールが、ゲキサカの選ぶベストゴールだ。

 来シーズンは果たしてどんなスーパーゴールが生まれるだろうか。

●欧州CL14-15特集

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