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ネイマールの「100% JESUS」は宗教的メッセージ?フランスで物議

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 バルセロナに所属するブラジル代表FWネイマールがUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝戦後のピッチで額に巻いた『100% JESUS』と書かれたハチマキが物議をかもしているようだ。フランス『ル・フィガロ』が国際サッカー連盟(FIFA)によって禁じられている「宗教的メッセージ」に当たるのではないかと批判している。

 ネイマールはユベントスとの決勝を終えた後、ユニフォームを脱ぐと、『100% JESUS』と書かれたハチマキを額に巻き、勝利を喜んでいた。表彰式やピッチでの記念撮影時にもつけている姿が確認されている。

 この行為について、同紙は「勝利を祝う場で布教活動を行ったことが批判を呼んでいる」と伝え、SNS上では「とんでもない」「自分の宗教観を押し付けている」という意見があったという。実際にFIFAは試合でのいかなる政治的・宗教的メッセージを禁じている。

 とはいえ、今回は試合後のセレモニーでの一幕だ。『sportv』では、今回の報道を受けて、ネイマールの行為に関しての解説が行われた。元ブラジルの審判員で最優秀主審を受賞したこともあるレオナルド・ガシーバ氏は「試合中に掲げた宗教的なメッセージに関しては選手を罰することもできるが、試合後のセレモニーでの行為を罰する方法はない」とコメントしている。

 ネイマールがこのハチマキを着用するのは、初めてのことではない。ネイマールの実父は優勝後に自身のインスタグラムへ、息子が過去に『100% JESUS』のハチマキを巻いた3枚の写真に聖書の言葉を添えて投稿。それによると、幼少期から着用しており、過去にはサントスでの祝勝時にも巻いていたようだ。

 今回はネイマール個人が批判対象となっているが、このような「宗教的メッセージ」に関しては、以前からブラジル代表が問題視されてきた。過去、2002年日韓W杯ではMFカカがユニフォームの下に「僕はイエスのもの」と描かれたアンダーシャツを着ていたほか、2010年の南アフリカW杯前には、FIFAから同様の行為について直接注意を受けたこともあるという。

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