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3戦11発で3連勝!!ハリルJが4発快勝でW杯予選に弾み

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[6.11 キリンチャレンジ杯 日本4-0イラク 日産ス]

 日本代表は11日、キリンチャレンジ杯でイラク代表と対戦し、4-0で快勝した。前半5分にFW本田圭佑のゴールで先制すると、同9分にDF槙野智章、同32分にFW岡崎慎司が追加点。後半39分には途中出場のFW原口元気がA代表初ゴールとなるダメ押しゴールを奪った。バヒド・ハリルホジッチ監督はこれで就任から3連勝。W杯アジア2次予選初戦となる16日のシンガポール戦(埼玉)へ勢い付く前哨戦となった。

 日本はFW宇佐美貴史が左サイドでA代表初先発。DF長友佑都が左SBでハリルジャパン初出場初先発を果たし、MF柴崎岳も昨年10月14日のブラジル戦以来の先発で、ハリルジャパン初先発となった。[スタメン&布陣はコチラ]

 立ち上がりから攻勢に出る日本は前半5分に幸先よくゴールを奪う。中盤のボール奪取から柴崎が素早く前線へロングパスを送ると、これに反応した本田がGKとの1対1から左足でゴール右隅に流し込んだ。本田の2試合ぶり国際Aマッチ29得点目で先制すると、同9分にはMF香川真司の左CKがファーサイドに流れてきたところを槙野が左足で押し込み、追加点を奪った。

 槙野はザックジャパン時代に行われた12年2月24日のアイスランド戦(3-1)以来となる国際Aマッチ2ゴール目。開始10分で2点のリードを奪うと、その後も日本が一方的に押し込む。前半13分、高い位置からプレッシャーをかけてボールを奪い、宇佐美が右足でシュート。GKが弾いたところに香川が詰めたが、GKが一歩早くボールを抑えた。

 前半15分には本田のパスに抜け出した岡崎が決定機を迎えるが、右足のシュートはGKの体に当たってクロスバーを直撃。同16分、本田の左クロスに合わせた岡崎の左足ボレーはミートせず、同19分の柴崎のミドルシュートもゴール右へ外れた。

 試合は徐々に膠着状態に入り、イラクが日本陣内に攻め込む場面もあったが、体を張ったディフェンスでチャンスをつくらせない。すると前半32分、柴崎からパスを受けた宇佐美が中央をドリブルで駆け上がり、相手を引き付けてフリーの岡崎へパス。岡崎が左足を振り抜いたシュートはGKの手を弾いてゴールネットを揺らした。岡崎は3戦連発となる国際Aマッチ44点目。3-0とリードを広げて後半に折り返した。

 後半に入ると、日本の守備陣が安定感を欠く時間帯もあった。後半14分、相手の浮き球のパスを跳ね返そうとしたDF吉田麻也のヘディングが後方に流れ、FWアムジェド・ラディが抜け出しかけたが、槙野がギリギリのところでクリア。同15分にはイラクのFKにゴールを空けて飛び出したGK川島永嗣のパンチングが小さくなり、こぼれ球をMFサード・アブドゥルアミールがヘディングで狙ったが、カバーに戻っていた槙野がヘッドでクリアした。

 日本は後半22分に3選手を交代。2列目の本田、香川、宇佐美が下がり、FW永井謙佑、原口、FW武藤嘉紀が入った。原口は13年7月28日の東アジア杯・韓国戦以来の代表戦出場で、トップ下でプレーした。同28分には岡崎に代わってFW大迫勇也がセンターフォワードの位置に入った。

 後半31分、原口が遠めから右足でミドルシュートを狙うが、クロスバーの上へ。その直後にはMF長谷部誠に代えてA代表デビューとなるMF谷口彰悟を投入。キャプテンマークは吉田が引き継いだ。すると迎えた後半39分、高い位置でこぼれ球を拾った原口がドリブルでPA内へ切れ込み、そのまま右足を一閃。ゴール左隅に流し込み、ダメ押しの4点目を奪った。

 原口は国際Aマッチ出場4試合目で待望の初ゴール。直後の後半40分には柴崎に代わってMF山口蛍が入り、6枚の交代枠を使い切った。そのまま無失点で試合を締めくくり、4-0の完封勝利をおさめたハリルジャパン。就任から3戦11発となる無傷の3連勝で16日のシンガポール戦へ弾みを付けた。

(取材・文 西山紘平)

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